三重県にある矢頭山731m登った(2016/05/28)。
一志嬉野ICから、30号線で南下、29号線・43号線でぐるっと回って矢頭トンネルを抜けた所で右手へ少し入ると、中宮公園の駐車場に車を停めた。50分もかかった。
カーナビに従ったのだが、なんかおかしいと後で確認すると、一旦西へ行って、南下するルートだと30分弱で行ける。 カーナビを頭から信じるとダメだな。
中宮公園の駐車場。
この道路を進む。
すぐに矢頭の大杉に出会う。
さすがにでかい。
さらに少し歩くと、登山口。
しかし、橋の向こうに不動の滝へという標識を見つけ、そちらに行くことにする。
沢沿いを歩く。
不動の滝。
滝の前で渡渉して急坂を登ると、
登山口からの道と合流する。
さらに沢沿いを歩く。
林道に出会う。
ここは右に橋を渡らないで、まっすぐ。
どんどん沢沿いに進む。
朽ち果てた椿小屋に出会う。
ここから
九十九折りの急登。
尾根に出る。
尾根を緩やかに登って行く。
最後、急登すると、
大日拝展望台の頂に到着。
展望はないが、修行場の雰囲気はある。
一旦下って、
険しいヤセ尾根となる。
しかしロープが張られているので問題ない。
ロープは道中かなり張られているので、助かる。
風尾ヶ岳という小ピーク。
鞍部に下って、
岩場を登り返して、
矢頭山頂上に到着。
石の祠のある少し広い頂上。
清潔感のある修行場らしい雰囲気がある。
北東方向に津市街が見えるはずなんだけれど、何も見えない。
曇りで期待できないとは思っていたが、頂上では霧雨ではしょうがない。
南側には名もなきピークが見える。
ここで昼飯。
さっさと下山することにする。
石の祠の右手に下山口。
下って、
小ピークに出る。
ここからは、ひたすら下る。
展望がなかっただけに、左手に見えた尾根の森が新鮮に見えた。
最後、激下りがあって、
仁王峠に出た。
ここからは右手に道路を下ると、矢頭の大杉の前に出て、中宮公園の駐車場に戻った。
生憎の天気だったので、展望はダメだったが、役の小角によって開山されたという霊山らしい、雰囲気は味わえた。
しかし、それにしても湿気が酷くて、汗でずぶ濡れになった。
(コースタイム)
駐車場12:15 → 椿小屋12:55 → 13:45大日拝展望台13:50 → 14:15矢頭山頂上14:40 → 仁王峠15:55 → 駐車場16:10
矢頭山 の登山で出会った樹木を紹介します。
樹木の地点です。
アセビ(地点A)。
いろんな所で見かけた。
伊勢は多いのかな。
タンナサワフタギ(地点B)。
灰褐色で薄く剥がれ、遠くからは白く見えるタンナサワフタギの樹皮。
倒卵形で、やや荒い鋸歯があるタンナサワフタギの葉。
鋸歯の先端が内側に曲がる傾向があるのが、似たサワフタギとの違い。
タンナサワフタギの円錐花序の白い小さな花。
花冠は5つに裂け、雄しべは多数。
タカノツメ。
白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。
三出複葉のタカノツメの葉。
小さい鋸歯、長い葉柄、短枝によく束生する。
短枝の先に散形花序をだし、小さな黄緑色の花を多数つける。
これからかな。