能勢妙見山 (3) ~まとめ : お手軽なハイキングコース~

 兵庫県川西市、大阪府豊能郡豊能町、能勢町にまたがる能勢妙見山660mに登った(2016/12/15)。
中国池田ICから173、477号線で北上、妙見ケーブル黒川駅前の駐車場に車を停めた。

初谷コースから能勢妙見山頂上まで登って、上杉尾根コースで下山した。


妙見ケーブル黒川駅。
左手前に駐車場がある。

道路に戻って、南下。
初谷川手前で左折。

しばらく歩いて、初谷コース分岐を左へ。

初谷川沿いの緩やかな道をゆっくり登って行く。

歩きやすい、幅広の道が続く。

ここが、最初の渡渉。
以後、渡渉が続く。
バランスを保つのにストックがあった方がいいと思う。

沢沿いの道が続く。

段々、谷が狭くなってきて、両側の稜線も低くなってくる。

植林の中を上り詰めると、

道路に出会うので、ここを左へ。

また登山道に入って、

道路を渡って、

一登りすると、

鳥居に出会う。

能勢妙見堂のメインストリート。

左手に開運殿(本殿)。

右手に古そうな絵馬堂。

道の奥の山門を通り抜けると、

新興宗教の建物のような信徒会館「星嶺」がある。
このテラスからの眺望が気持ちがいい。

大阪湾方向にすかっとした展望が開けている。

鈍色に輝く大阪湾。

少し右手に六甲山。

少し左手には箕面に続く峰。

「星嶺」手前にベンチがあるので、そこで昼飯。
三角点に向かう。
「星嶺」の横をすり抜け、さらに建物の向こうに左手に登る道を行くと、


彰忠碑がある。
その裏手に、

三角点。

上杉尾根コースで下山することにする。
そのまま下って行って、

参道を下ると、

駐車場に出てくる。

駐車場左奥に上杉尾根コース入り口がある。

緩やかに尾根道を下って行く。

冬枯れの道を下って行く。

やがて、展望の開けた場所に出る。

少し行くと、右手にも展望が開け、妙見山が見える。
「星嶺」も見える。

やがて、分岐に出会い、ここで間違えて左に行った。
登山地図だとこぶを超えるイメージだったので、左に進んでしまった。
おまけにリボンもあるし。
道が細いし、踏み跡も薄くなってくる。
なんかおかしい。 しかし、リボンがあるしなあ。
方向が南で、なかなか西に変わらない。
100mくらい下ると、目の前に大きなこぶが現れた。
そこでまた、分岐があり、左手に行くと谷へ降り、まっすぐだと、こぶを超える。
ここでやっとどこを歩いているかに気付いた。
446mの小ピークの手前まで来てしまったのだ。
左に行くと、多分初谷コースに出るのだろう。
しかし、初谷コースを歩いていた時、左から合流する道などなかったように思う。
リボンがあるから大丈夫だろうけど、迷ったすえ、戻ることにした。
先ほどの分岐に戻って、右へ。
25分くらいロスしたよ。
ちゃんと標識が欲しいな。

少しえぐれた尾根道を下って行く。

上杉尾根コース登山口に到着。
これは振り返って撮った写真。

すぐで、上杉尾根コース入り口へ出た。
そして、駐車場まで戻った。

 全体的にとても歩きやすく、勾配も緩やか。
川沿いの気持ちの良い登りと、展望のいい尾根の下りで、お手軽でいいハイキングコースだと思う。


今回の能勢妙見山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場11:10 → 初谷コース分岐11:35 → 道路出会い13:10 → 13:30能勢妙見堂13:55 → 上杉尾根コース入り口14:05 → 分岐 → 25分ロス → 分岐14:55 → 上杉尾根コース登山口15:25 → 駐車場15:30

能勢妙見山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。

ミツマタ(地点A)。

三叉に分岐を繰り返すミツマタの枝。

枝先に集まるミツマタの細長い葉。

スギ。

杉の樹皮。

杉の葉。

ヤブツバキ。

ヤブツバキの白っぽい平滑な樹皮。

細かい鋸歯、葉先が短く突き出ている、ヤブツバキの葉。

また、ヤブツバキ。
見事な老木なので。

ヤブツバキの樹皮。

細かい鋸歯、葉先が短く突き出ている、ヤブツバキの葉。

ウツギに絡みつくツヅラフジ。

ハート形や丸みのある五角形、浅く5~7裂したり、多様なツヅラフジの葉。
アオツヅラフジは、不分裂か3浅分裂。

丸い黒紫色のツヅラフジの実。

シロダモ。
川沿いでよく見かける気がする。

暗褐色で皮目が点在するシロダモの樹皮。

三行脈の葉で、シロダモ・クスノキ・ヤブニッケイ。
枝先に集まってつき、葉裏が粉白色のシロダモの葉。
赤いシロダモの実。

ウツギ。
川沿いに兎に角多かった。

株立ち樹で、樹皮は灰褐色、短冊状にはがれる。枝は暗褐色のウツギ。

対生で、羽状複葉にも見えるウツギの葉。
星状毛が生えてざらつくウツギの葉。

果実はさく果。直径4~6mmの椀形、先端はややくぼみ、花柱が残る。

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