三重県にある七洞岳778m登った(2016/11/18)。
勢和多気ICから、42号線で南下、尾合川沿いの林道で南下、山の神駐車場に車を停めた。
25分かかった。
大栃コースで山頂まで登って、藤ケ谷コースで下山する周回コースをとった。
山の神駐車場。
小さな鳥居が目印。
わかりやすい案内板があった。
すぐで鈴尾コース分岐が左手に。 まっすぐ行く。
綺麗な小さな滝。
しばらくで七洞岳小屋に出会う。
ここを右手に進む。
植林の中を登っていく。
自然林の滑りやすい道を登ると、
稜線に出会った。
ここは、アセビとヒメシャラの見事な混合林が広がっている。
こういう所は初めてだ。
どちらの木も、樹皮が剥がれて、まだらになって、橙茶色でわかりやすい。
見事。
アセビの葉は青く、ヒメシャラの葉は紅葉している。
少し登ると、展望岩の標識があって、ここを左へ。
すぐで、展望岩。
大きな岩で、絶景が広がっている。
東方には、獅子ヶ岳。
見事な紅葉。
南東には、峰々の向こうに熊野灘を望む。
そして、南西に七洞岳頂上が見える。
崖の紅葉が鮮やか。
十分楽しんだ後、別れに戻る。
稜線を登っていく。
リョウブとヒメシャラの見事な混合林が続く。
少し登って、広い七洞岳頂上に到着。
四方を見渡せる。
東には、獅子ヶ岳。
風力発電のプロペラが見える。
南東には、峰々の向こうに熊野灘を望む。
南方の峰々。
北には、伊勢道が見える。
景色を楽しみながら昼飯を食べ終え、さて下山しようかと考えていると、
ヘリコプターの音がした。
山に登っていると、時々ヘリコプターを見る。
何しているんだろう。
しばらくして、背後に大きな音がするので、振り向くと、ヘリコプターがすぐ近くに来ている。
日の丸が見える。 自衛隊のヘリのようだ。
何してるんだと驚いていると、どうやらすぐ近くのヘリポートに着陸しようしているみたいだ。
ヘリポートは木々に遮られて頂上からは直接は見えない。
ただ、プロペラの爆音が聞こえてくる。
プロペラが枝に当たるパチパチという音が聞こえてくる。
下山したいんだけど、怖くて近づけない。
どうしようかと迷っていると、やっとヘリコプターが離陸してくれた。
これは、後で撮ったヘリポート。
また戻ってくるかもしれないから、このヘリポートを急いで渡る。
少し木々の中を歩いていても、まだヘリコプターの音がする。
見晴らしの良い岩に出た。
また、ヘリコプターが近づいてきている。
また、ヘリポートに着陸しようとしているみたいだ。
ここからは、ヘリポートは見えないが、着陸したようだ。
ここから見ると、ヘリは山の中に突っ込んでいく感じで、よくあんな狭い所に着陸できるなと言う感じだ。
お見事。 いいもん見れた。
そして訓練、ご苦労さん。
多分、向こうは私の存在に気付いていたと思う。
一般登山者に怪我させたら大事だから、気を使ったと思う。
お邪魔しました。
少し岩稜の尾根を進む。
やがて、植林の中を下ると、
板取・藤ケ谷分岐に出会う。
ここを右に下る。
しばらく、緩やかな尾根道を歩く。
野原登山口分岐に出会う。
ここを右へ。
つづら折りの少し急な下りとなって、
林道に出会う。
林道を左へ。
すぐに分岐に出会う。
ここを右に入った。
国土地理院の地図では、分岐する林道は1本だけ。
絶対ここは右へ行く。
くねくねする林道なので、一応曲がる数を数えていた。 途中で左から林道が合流するはず。
しかし、合流する林道はなし。
あれ、おかしいなと思いつつ、地図通りと思っているからさらに進む。
段々山に近づいている。
おかしいなと思い、登山用時計で高度を確かめると、標高が分岐点よりむしろ高くなっている。
これは、さすがにおかしいと思い、分岐まで戻った。 結構歩いていたんだけどね。
先ほどの分岐をまっすぐ進む。
また、分岐。 ここは右。
そして、また分岐。
どうなっているんだ、と思いながら、ここも右へ。
すると、この道はしばらくして、細くなり山道になってしまった。
困惑しながら少し歩いたが。これはやはりおかしいと思い、分岐に戻り、まっすぐ進む。
これまで登山道の道標もしっかりしていたので、もしかしたら分岐点に道標があるのではないかという気がしてきた。それまでは、道なりに進めよと。
そして、また分岐。
今度は、道標がしっかりあった。 ここを右へ。
しかし、地図に林道が記載されていないとはなあ。 比較的新しい林道だったのかな。
あとは道なりに進むと、駐車場までの林道に出会った。
そこを右へ。
途中、白滝が左手にある。
まあまあ。
少しで、山の神駐車場に戻った。
展望岩と山頂からの展望が素晴らしかった。
そして、稜線のアセビとヒメシャラの見事な混合林。
結構広範囲に広がっていて、紅葉も混じって、良かった。
さらに、自衛隊ヘリのヘリポートへの着陸訓練まで見れたのはラッキーだった。
(コースタイム)
山の神駐車場11:40 → 12:30稜線出会い12:40 → 12:45展望岩12:55 → 13:10七洞岳頂上13:50 → 板取・藤ケ谷分岐14:10 → 野原登山口分岐14:30 → 林道出会いう14:40 → 20分?ロス → 山の神駐車場15:40
七洞岳 の登山で出会った樹木を紹介します。
樹木の地点です。
アセビ(地点A)。
ねじれた縦・裂の樹皮で、アセビ・ネジキ。
枝先に集まった、小さな鋸歯のアセビの葉。
アセビ(地点B)。
ねじれた縦・裂の樹皮で、アセビ・ネジキ。
枝先に集まった、小さな鋸歯のアセビの葉。
ヒメシャラ。
橙色で斑のヒメシャラの樹皮。
ヒメシャラの葉。
タンナサワフタギ。
灰褐色で薄く剥がれ、遠くからは白く見えるタンナサワフタギの樹皮。
倒卵形で、やや荒い鋸歯があるタンナサワフタギの葉。
タカノツメ。
白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。
三出複葉のタカノツメの葉。
小さい鋸歯、長い葉柄、短枝によく束生する。
ネジキ。
ねじれて縦裂するネジキの樹皮。
卵形で縁がやや波打つのネジキ葉。
主脈基部に白毛が密生する。
冬に赤みを帯びる冬芽。
ネジキの実。
モチツツジ。
モチツツジの樹皮。
腺毛が多いモチツツジの葉。
冬は両縁が裏にやや反る。