京都・大原にある金毘羅山573mに登った(2015/11/20)。
京都南ICから京都市街を通り抜け、367号線で大原へ、左折して40号線で江文峠へ、約75分。
江文峠のスペースに車を停めた。 狭いので良くないのだが。
鳥居の前のスペースが鎖で防がれていたので、しょうがなかった。
しかし、帰りに車が停められていたので、よく見たら簡単に外せるようだ。

江文峠。

道路脇の鳥居。
くぐって、登っていく。

谷沿いの道を緩やかに登っていく。
日が射すので、さわやか。

所々、石段がある。
参詣の道らしい。
北の方にある寂光院が聖徳太子創建と言われるから、かなり昔からの信仰の山の可能性がある。

右からの道と合流して、左へ。

緩やかに登ると、

琴平新宮社に到着。
ここの右手を登っていく。

少し急坂。

尾根上の分岐に出会う。
右手は、ロッククライミングのゲレンデ。
左手に行く。

赤松の生える尾根。

見晴らしの良い所に出た。 大原が見える。

やせ尾根の雰囲気になって、十字路に到着。
険しくはないが、山岳信仰の山の雰囲気がある。
右手なら翠黛山。
左手なら、金毘羅山。 左手へ。

三宝大神。
回り込んで進んでいく。

天御中主之命、大国主之命と書かれた石碑がある。
もう少し進むと、

石柱のある岩場に到着。
見晴らしがいいので、ここで昼食。

ハングル文字に似た、阿比留文字の石柱。
太古の石柱かと思ったが、どうやらコンクリート製のようだ。
先ほどの石碑といい、誰が何のつもりで建てたのだろう。

京都市街を見晴らせる。

正面に金毘羅山頂上。

東南に比叡山。

永井山、横高山。

昼食後、金毘羅山頂上に向かう。
一旦、鞍部に下って、登り返す。

金毘羅山頂上に到着。
展望はない。

見上げると、青空に飛行機雲が。
十字路に戻って、左手へ翠黛山に向かう。

急下りとなる。

登り返すと、

金毘羅山と翠黛山の間にあるピーク。

下ると、翠黛山と寂光院への別れ。
左手へ登り返すと、

翠黛山頂上。
展望はない。
ここで終わり。
来た道を戻る。

江文峠手前の谷合いの道。
ちょっといい雰囲気。
わずか高低差250mの行程で、楽。
谷合いの道も日が射して割と明るいし、石段も多い。
尾根道に出ると、少し山岳信仰の雰囲気を感じた。
金毘羅山までは、信仰の山らしい雰囲気を感じたなあ。
そこが良かった。
(コースタイム)
江文峠11:25 → 琴平新宮社11:55 → 12:25石柱12:55 → 13:00金毘羅山山頂13:05 → 十字路13:12 → 翠黛山13:45 → 14:10十字路14:15 → 琴平新宮社14:30 → 江文峠14:50
金毘羅山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。

アセビ(地点A)。

ねじれた縦・裂の樹皮で、アセビ・ネジキ。

枝先に集まった、小さな鋸歯のアセビの葉。
鋸歯で、アセビ。
アセビのつぼみ。

ソヨゴ(地点B)。

平滑で皮目が縦につながることが多いソヨゴの樹皮。

縁が波打つ、主脈が目立つソヨゴの葉。
加熱すると、葉が音をたてて膨らみ破裂するソヨゴの葉。
柄が長い赤いソヨゴの実。

タカノツメ(地点C)。

白っぽくて平滑なタカノツメの樹皮。

3出複葉のタカノツメの葉。
小さくて目立たない、先が毛状の鋸歯。
