火打山への道中に出会う”天狗の庭”に惚れたので、その魅力について語りたいと思う。
この地形図からわかるように、”天狗の庭”は、火打山から妙高山に続く尾根(緑の2000mの等高線)の中にある。
火打山への登りの途中・雷鳥広場あたりから撮った”天狗の庭”の写真。
地形図と照らし合わすとわかりやすい。
”天狗の庭”は、ピークAがあるので、雪解け水が溜まるようになっている。
手前に沢があるので、適度に排水されるのが良いと思う。
またピークCからピークBに尾根が伸びているので、高谷池と区切られている。
高谷池からこの丘を越えると”天狗の庭”が現れるのが、秘密の場所に入り込んだ感じがあって良い。
丘を越えると、天狗の庭が、低いピークAにぐっと抱かれているのがわかる。
背景に火打山が控えているのが気持ち良い。
低いピークAには、なぜか岩が多い。 少し庭園の雰囲気を醸し出す。
中央に大きな池がある。
東側に池塘が広がっている。
丁度正面あたりの丘に登っていく。 その向こうは、絶壁。
さらに東に緩やかな斜面が広がっている。
ここには、低木が生えていて、色づいている。
盛りは過ぎているようだが、美しい。
北東側から見ると、中空の庭の感じが出てくる。
こっちの方が、中空の庭かな。
ガスの中、天狗の庭から高谷池へと白い木道が伸びている。
これで、”天狗の庭”の魅力が伝わるといいのだが。