川崎フロンターレが、横浜F・マリノスのMF齋藤学(27)を完全移籍で獲得したと発表した。
去年も噂が流れたが、移籍はなかった。
中村俊輔が磐田へ移籍したので、さすがにまずいと思ったのかもしれない。
横浜FMのアカデミーからの生え抜きの選手だからねえ。
まあ、怪我して試合に出れなくても、マリノスはそこそこやれたので、移籍しても大丈夫という心境になったのかもしれない。
それにしても驚いた。
キャプテンにまでなったから、海外以外ならマリノスで骨をうずめると思っていたんだけどねえ。
俊輔の移籍と言い、マリノス内部に問題があると思わざろう得ない。
マンチェスター・シティFCを運営するシティ・フットボール・グループ (CFG) が全額出資した会社の社長がチーム統括本部長に就任しているそうだから、その辺りに問題があるのかも。
逆にフロンターレが魅力的なサッカーをしているのが、大きな要因でもあるんだろう。
攻撃的な選手は、試合に出れる自信があれば、皆行きたいんじゃないかな。
魅力的なサッカーを築き上げれば、選手も寄ってくる。
浦和は熱いサポーターが選手を引きつけ、鹿島はタイトル獲得が選手を引きつけ、川崎は魅力的なサッカーが引きつける。
以前は、ガンバが攻撃的サッカーで選手を引きつけてきたんだけど、今はフロンターレに移ってしまった。
ガンバは、家長にガンバに戻ってくるよう打診したら断られたからねえ。
そりゃそうだろう。
思う存分活躍できるチームから、ACLに出れるチームから、弱体化の兆しが見えるチームに移籍するはずがない。
残念だな。