J1も、ほぼ3分の1が終了。 例年通り偏差値で成績を分析してみた。
引分数は例年全体の1/4ぐらいなのだが、今年は1/3ぐらいと異常に多い。
これが、混戦を招いている。
1、2位は、少し抜けているが、4位から13位までの勝点差がわずかに4。 大混戦になっている。
1、2位の川崎と鹿島の得失点の偏差値の2乗平均が、さほど高くない。
勝負強く勝点を稼いでいる。 逆に言えば、実力が突出している訳ではない。
今後、さらなる大混戦になる可能性がある。
マリノスの得点力が突出している。 しかし、失点は平均以下。 これじゃ、成績は安定しない。 やはり、チアゴの抜けた穴は大きいということだな。 抜群のスピードがあるチアゴが1人でハイラインを支えていたからね。
鹿島も高い得点力がある。
フロンターレは、バランスが取れてる。 明らかに攻撃力が衰えたな。 抜け出すことは、ないだろう。 まあ、ACL負けたのが今後にはいいだろう。 情けない話だけどな。 J1強豪の資格なしだな。 神戸でさえグループリーグ突破したのに。
中位争いは、これだけ引き分けが多いと、得点力のあるチームが抜け出すと思う。
広島、セレッソあたりか。
得点と失点それぞれの偏差値と勝ち点の偏差値の相関関係が非常に弱い。
昨年は、得点の偏差値と勝ち点の偏差値の相関係数が0.8ぐらいあったのに、今年は0.5だから。
引分けが多くて、勝点差がつかなくなってるのが、原因だろう。
さて、順位を見てみると、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスは実力通りの順位にいるのかな。
名古屋グランパス、浦和レッズ、ヴィッセル神戸が予想外の不振。
浦和レッズなんか、わずか2勝で引き分けが8もあるからね。
今後、どうなるか分らんねえ。 混戦必死。