ガンバ、最低の試合から反撃したんだが。 G大阪2-3福岡。

 J1第5節、ガンバ大阪はホームでアビスパ福岡と対戦した。


出場メンバー。

どういうシステムなのか?なかなかわからなかった。
ダイヤモンド型の4-4-2だったんだな。 しかも奥野がアンカーの。
このシステムが機能しなかった。 

押されていた前半10分、左サイドで田中がミスキックの縦パスを出すと、それにびっくりして三浦の反応が遅れ、山岸に裏を取られて、中央に横パスを出すと、フアンマが縺れながらさらに右にパスを送ると、フリーのクルークスがゴールに蹴り込んだ。 ついてなかった。
その後も押されていたが、前半は0-1で終了。

右サイドで田中達也がフリーでボールを持つことが多く、そこから攻められていた。
逆にガンバは、左サイドでフリーで黒川がボールを持つことが多かったが、黒川は前にスペースがあるのに、持ち上がろうとしなかった。 ストップして味方が来るのを待った。 最近ワンツーで突破することが多かったので、それをやりたかったのだろう。 スペースがあったら仕掛けるべきだろう。 黒川は攻撃的選手なのだから。 仕掛けていたら、クルークスも下がらざろうえず、相手の攻撃を押さえることにもなった。 黒川の消極的なプレーが前半の劣勢の大きな原因だな。

後半、攻撃が全然ダメだった高尾を柳澤に代えた。 これは良かった。
しかし、後半13分、クルークスが左サイドからアーリークロス、フアンマが巧くバックステップを踏んでフリーになるが、頭を越えて、その後ろに入り込んできた田中が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
0-2。 いいボールを入れられたのでしょうがない感じもあったが、田中をフリーにした柳澤の守備は問題ありかな。

さらに、後半36分、金森がドリブルでPA右に進入してクロスを入れると、それをクリアしようとした柳澤がミスキックをして、ボールがゴールへ吸い込まれたしまった。 0-3。 万事休す。
石川が柳澤を慰めてたな。 しかし、0-2からだったから、ショックはなかった。
最低の試合だったんだが、直後の後半37分、柳澤が右サイドからクロス、その流れて来たのをファーサイドで福田がフリーで受けると、ゴール右上に狙いすましたシュートを蹴り込んだ。 いいシュートだった。 1-3。
さらに、後半46分、チュセジョンが速いクロスを入れると、ゴール前のLペレイラが頭でゴール左隅に決めてみせた。 この前のヘディングシュートといい、ゴール隅に見事にコントロールしたヘディングシュートを打った。 こんなにヘディングに技術があるとは知らなった。 昨年はその片鱗もみせなかったがな。 どうやって、広島時代にゴールを取ってたんだろうといぶかしかったんだが。
しかし、ここまで。 2-3で敗れた。

どうしようもない最低の試合だったが、2点反撃して、少し救われた。

ガンバは、相手に合わせすぎだと思う。 宮本元監督が一時そうなってた。 4バックと3バックの使い分けぐらいいいと思うが、ダイヤモンド型までやるのは、やりすぎ。 まだ片野坂サッカーが身についてないのに、ころころシステムを変えるのは、良くない。 自分たちのサッカーが出来なくなる。
弱者のサッカーだな。 川崎とか横浜は、システムを変えない。 

高尾と柳澤の使い分けはしたいなあ。 相手の攻撃力が強い時は高尾、そうでないときは柳澤という具合に。 高尾の攻撃はもう期待出来なさそうだからねえ。
黒川に代えて、左SBで福田を起用した方がいい。 藤春の怪我で競争がなくなって、危機感がなくみえる。

宇佐美・東口の怪我で暗然たる気持ちになるが、点は取れてるんだよねえ。
しかも、どれもいいシュートで。 崩してないけど。

まあ、今年は片野坂サッカーの浸透を見守る年かな。
残留争いしなきゃいいけど。

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