日本代表、ターンオーバーせずに、調子は出ないが安定の勝ち。 日本 1-0 ベトナム。

 AFCアジアカップUAEの準々決勝、日本はベトナムと対戦した。


日本の出場メンバー。
サウジ戦から中2日、絶対ターンオーバーしてくると思っていたら、サウジ戦とほぼ同じメンバーだった。
森保監督は物凄く慎重なんだなと思った。
しかし、これは次戦以降には決して良くないと思うよ。
ベトナムは5バック気味の3-4-2-1。

 前半、パスミスが非常に多かった。 縦パスが途中で相手に引っ掛かることがとても多かった。
激戦の後で試合に入り切れていない状態になったんだと思う。
言わんこっちゃないと見ていた。
それでも地力に勝るから、日本がボールを支配する。
そして、前半24分、CKから飛び越えてきたボールを吉田が中央に入り込んで、ヘディングシュートを決めた。
高さに勝る日本がそこを活かしたゴールで、これで日本のペースになるなと思ったら、しばらくたって、VARの判定になった。
そしてハンドの判定になり、ゴールは取り消された。
その時の映像ではわからなかったが、試合後の映像を見たら、吉田の手に当たっていた。
まあ、VARで誤審はありえないから、しょうがない。
この取り消しで、ベトナムが元気になり、カウンターで反撃に出てくる。
一番危なかったのが前半38分、前からプレッシャーを受けて、吉田が権田にバックパス、それを権田がまた吉田に返すが、吉田のトラップが大きくなって、相手に取られてしまい、シュートを打たれるが、権田が何とかセーブした。
権田が無理に繋ごうとしたのがダメだし、吉田もトラップなんかせずに蹴り出しておけばよいものを。
判断ミスがダメだね。
前半は、0-0で終了。

後半は一転、日本のパスが繋がりだす。
中へ切れ込むドリブルも相手を抜き切れないが、チャンスを作り出す。
後半8分、原口のパスを受けて、堂安がペナルティエリア内でドリブルを仕掛けるも、足を踏まれて倒れ込んでしまう。ファウルの判定はなし。
しかし、少し時間をおいて、PKの判定。 このPKを堂安自ら決めた。
ビデオを見ても、微妙かなと思ったんだけど、ラッキーだった。 VARじゃないと絶対にPKにならない。
VARで正確な判定を下されるのは、日本にとってとてもありがたい。 どちらの結果に転んでも正しい判定なら文句はないよ。
この後も、日本が攻め続ける。
後半27分、大迫が投入される。 安定のプレーぶり。 どうやら次戦以降使えそうなことがわかったのは大きい。
後半32分、堂安の前線からのプレスのこぼれ球を南野が拾って、そのままシュート、しかし相手GKにセーブされた。
いい感じのプレーだったが、決めきれない。 南野は決めきれないなあ。
ベトナムも時々カウンターを繰り出して、少しヒヤッとする場面もあったが、落ち着いて逃げ切った。

 日本は、苦戦をしたがベトナム相手に負ける要素はなかった。
ターンオーバーしていても勝てたと思うけどねえ。
まあ、CB二人に不安要素があったかもしれないが。
このことが、イラン戦にどう出るか。 ターンオーバーして欲しかったなあ。
まあ、後半少し連携が良くなったから、疲労より連携が良くなることの方が大きいかもしれない。
イラン戦には本来の調子が出て欲しいよ。 このままだと、調子が出ないままアジアカップが終わることになってしまう。
北川はついに活躍出来なかったな。 ワントップ気味とはいえ、フィジカルのさしてないベトナムDF相手にやれないとなると、ダメだな。

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