デザイン・クリエイティブセンター神戸 で、モネ＆フレンズ・アライブを見てきた。
絵画の映像が、流れるように巨大なスクリーンに映し出される没入型展覧会。
昨年、同様なゴッホアライブを見て、その素晴らしさに感動したので、見に来た。
その斬新さと美しさに感動したが、どちらかというと、ゴッホの悲しい人生を絵を通して浮き彫りにした感じがあった。
今回の映像スタイルも、ゴッホアライブと同じで、素晴らしかった。
モネを中心に印象派の絵を映像で映し出していた。
馴染みの実物を見たことがある絵が多かった。
それらの絵の細部がアップで映し出されると、その美しさに感動した。 絵全体も勿論美しいのだが、アップされた細部もいくつもの色が配置されていて、それが調和していて、美しい。
実物の絵とはまた違った感動に襲われた。 細部をアップしても美しいんだと。 それだけ細かなタッチで描かれていたんだな。
写真も撮ったけど、これは純粋に映像の絵に没入して楽しまないとなと思って、見ることを楽しんだ。 ４５分くらいの上映時間だったけど、２度見たよ。 見ながら、ああ、これは至福の時だな、と思った。
モネの絵
印象派の画家たち
最後にモネのスイレン
同様なスタイルで正倉院SHOWという展覧会が６月に開催されるみたいだ。
これは、凄い楽しみだ。 毎年開催される正倉院展は、何回か見に行ったことがあるけど、細部が見れなくて、あまり楽しめない。 展示品も限られているし。 それが、極上品が一挙にしかもアップでも見られるだろうから、正倉院宝物を見るには、最高の展覧スタイルじゃないかと思う。 凄い期待してる。 製作者達もゴッホアライブを超えるような物をと力が入っただろうから、楽しみだね。 ただ、再現模造の映像というのが、気がかりでもあり、残念でもある。
映像くらいなら、本物を撮らしてくれよと。