美術館「えき」KYOTOで、「水野美術館コレクション」を見てきた。
長野県にある日本画専門の美術館「水野美術館」のコレクションから、春夏秋冬が織りなす“日本の美”を描いた日本画42点を展覧。
東京美術学校で橋本雅邦四天王と呼ばれた下村観山、横山大観、菱田春草、西郷孤月、他に門下の川合玉堂の絵が並ぶ。
観山、大観、春草の絵は見るけど、西郷孤月はあまり見ない。
孤月の「月下飛鷺」は、侘しいけどいい絵だね。
春草はとても好きな画家。
晩年の作。 「落葉」の前年。
この樹木の描き方・色合いは、「落葉」と同じだね。
玉堂の風景は、しっくりくるね。
この絵は、鮮やかな一面があるけど。
・堅山 南風「睡蓮」
聞いたことのあるような無いよう名前だな。
池に浮かぶ睡蓮を上から見た構図で描いている。
油絵みたいに見える。
とてもいい。 気に入った。
最後に美人画のコーナー。
・鏑木清方の「納涼」
女性がしゃがんで、うちわを扇いでいる。 艶っぽいね。 この中では、断然いい。
・菊池華秋「夕涼み」
若い女性たちが、川床でくつろいでいる様子を描いている。
川で冷やしている瓜をすくい取る姿と川の水に足をつけて涼んでいる様子を描いている。
とても清涼感があって、これも好きな絵だな。
42点は、ちょっと少ないけど、まあまあかな。
あと、知らない日本画家の絵も見れた。