京都文化博物館で「北野天満宮 信仰と名宝」 ―天神さんの源流―を見てきた。
平安時代の政治家・漢学者・漢詩人・歌人であった菅原道真公は、死後、天満大自在天神として崇められて信仰が広まり、全国で1万数千社の天神社(道真公を祀る神社)が存在する。
その総本社・京都の北野天満宮が所蔵する神宝を中心に、数々の美術工芸品、歴史資料を一堂に集めた展覧会。
・国宝 北野天神縁起絵巻(承久本)
北野天神縁起絵巻(承久本)第六巻(部分)
この部分は、有名な部分。 絵として良くもないが。
・「舞楽図 根本障子」 鎌倉時代 北野天満宮
破損が激しいが、左隻のくっきりとした描線がただならぬ腕を感じさせる。
・「十一面観音立像」 平安時代 12世紀 曼殊院門跡
伏し目で静謐なお顔をされている。
まあ、国宝を見た展覧会だったかな。