「谷中安規展」  ~兵庫県立美術館~

 兵庫県立美術館で「ジョルジョ・モランディ」展を見たついでに、同時開催していた「谷中安規展」を見た。
谷中安規(たになか やすのり、1897-1946)は、1930年代に活躍した奇想の版画家。
彼のことは全く知らなかったが、その絵にすっかり見惚れてしまった。
正直、「ジョルジョ・モランディ」の絵よりずっと楽しめた。

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これが、本展のパンフレットの表紙絵。

 これは、一目見てぐっとくる絵である。
これは、もう才能としか言いようがない。
どの絵も見るものの心を捉える、形や線そして黒と白のコントラストを作っている。
そして、彼の幻想に引き込まれてしまう。
彼は、自分の幻想を形にする力を持った画家である。
おすすめである。

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