白猪山 (2) ~コースと樹木~

 白猪山 の登山記の続きです。

今回の白猪山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車スペース12:05 → 登山口12:25 → 12:55夫婦杉13:00 → T字路分岐13:10 → 13:20白猪山頂上13:40 → 13:55二ノ峯14:00 → 白猪山頂上手前14:10 → 14:25夫婦杉14:30 → 登山口15:00 → 駐車スペース15:15

白猪山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


ガクウツギ(地点A)。

なめらかなガクウツギの樹皮。

散房花序に装飾花と両性花をつける、装飾花の萼片は3枚で、ガクウツギの白い花。

ウツギ。

株立ち樹で、樹皮は灰褐色、短冊状にはがれる。枝は暗褐色のウツギ。

対生で、羽状複葉にも見えるウツギの葉。
白色の花を多数下向きにつける。花弁は5個。

シラキ(地点B)。

白っぽく縦スジのあるシラキの樹皮。

側脈は平行に並び縁の手前で繋がるシラキの葉。
葉身基部に一対の蜜腺。

アオモジ。

緑褐色のアオモジの樹皮。

クロモジに似るが、長く先が尖り、束生するアオモジの葉。

ウラジロモミ(地点C)。

網目状に裂け、やや赤みを帯びるウラジロモミの樹皮。

葉軸が茶色なので、モミ・ツガ・トウヒ。
葉先は二又で尖っているのでモミ・ウラジロモミ。
二又がごく小さいので、ウラジロモミ。
気孔帯は白色のウラジロモミの葉。

ウリハダカエデ。

樹皮は、灰褐色で縦に浅く裂けている。

3~5浅裂で、ウリハダカエデ・ホソカエデ・テツカエデ。
葉柄に溝で、ウリハダカエデ・ホソカエデ。
脈上に赤褐色の毛、脈腋に毛が固まるでウリハダカエデ、無毛ならホソエカエデ。
葉柄が緑なので、ウリハダカエデ。 赤みを帯びていたらホソカエデ。

カナクギノキ。

淡褐色、幹が太くなると小さな皮目が目立ち、老木では不規則にはがれるカナクギノキの樹皮。

先寄りで幅広く、細長いカナクギノキの葉。

イヌツゲ。 これだけ立派なイヌツゲは初めて見た。

皮目が点在するイヌツゲの樹皮。

楕円形で低い鋸歯のイヌツゲの葉。
似たツゲは、全縁で対生。

ヤマツツジ。

卵型~楕円形のヤマツツジの葉。
枝先に集まる。 葉裏脈上や葉柄に剛毛が多い。

朱色で雄しべ5本のヤマツツジの花。

ハウチワカエデ。

ハウチワカエデの樹皮。

9~11裂で、オオモミジ・コハウチワカエデ・ハウチワカエデ。
重鋸歯が大ぶりで鋭いので、ハウチワカエデ。
葉裏の基部に白い綿毛。
葉柄が短くて毛が多い。


クリ。

縦・裂のクリの樹皮。

細長い葉で、クリ・クヌギ・アベマキ。
鋸歯の先まで緑色でクリ。クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。

大きな木にツルウメモドキが覆っていた。

本体の樹皮。

本体の葉。

ツルウメモドキのツル。

倒卵形~円形のツルウメモドキの葉。
葉裏は無毛。
葉腋から短い集散状の花序を出し、淡緑色の小さな花を1~10数個つける。
花弁、萼は5数性。雌花には、退化した雄しべ5個と、柱頭が3裂した雌しべがある。

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