福島県の安達太良山1699mに登った(2016/10/15)。
二本松ICから、459号線で西へ、最後外れてあだたら高原へ、土曜日というのもあって、手前で大混雑、進まない。駐車場が一杯で空き待ちだったようだ。それでも30分くらいで、停めれた。

安達太良山へ登るロープウェイ。
これで一気に上まで登る。

ロープウェイを降りて、低木の中の木道を歩くと、

薬師岳頂上。

乳首のように出っ張った安達太良山の頂上が見える。
山麓の紅葉が綺麗だ。

右手の鉄山と箕輪山の裾野の紅葉がもっと綺麗だ。

安達太良山の頂上に向かって、木道を歩く。

1519mのピークの紅葉が一際鮮やか。

表登山口分岐を右手に進む。

上り下りの団体が多くて、立ち止まること多し。

振り返ると、気持ちの良い景色。

山肌の紅葉がいいね。

やっと、乳首のように出っ張った安達太良山の頂上の手前まで来た。
ここを右手に行くと、馬の背や鉄山に行く。
ここを登って、

安達太良山の頂上に到着。
遮る物のない絶景が広がる。

南には、和尚山へと連なる稜線。

西には、磐梯山と猪苗代湖。

船明神山と磐梯山。

そして、北にはこれから向かう鉄山。

下山する時は、籠山の左の鞍部・峰の辻の向こう側に下って行く予定。
さて、頂上で昼飯を食べた後、頂上を降りて、左手に鉄山に向かう。

1673mのピークの脇をすり抜けると、

荒涼とした火口の沼ノ平が見えてきた。
ここがハイライトだな。
胎内岩と障子ヶ岩の間に、秋元湖が見える。

火口の縁に沿って、馬の背を歩くと、馬の背分岐。
帰りは、ここを右手に下る予定。
まっすぐ、鉄山に向かう。

まっすぐの直登ではなく、頂上下の絶壁の下左を向こう側に進む。

右手を見ると、谷底に下山時に通るくろがね小屋が見える。

ここを進むと、なだらかに平たい頂上に出る。

鉄山頂上の三角点。

鉄山の南の突端に向かう。
ここからの景色も絶景。
安達太良山とそこから歩いてきた馬の背が見える。

沼ノ平。

磐梯山がよりはっきりと見える。

北側に戻ると、目の前に箕輪山が顔を覗かしている。

そして北西には、避難小屋とその向こうに吾妻山の峰々が見える。
展望を楽しんだ後、下山、馬の背分岐まで戻り、

そこを左手に下る。
16763mピークからの東へ延びる稜線の南側を下って行く。

平らな峰の辻に到着。
正面には、籠山。
ここを左手に下る。

鉄山からの稜線へと進んでいく。

鉄山からの稜線の紅葉が見事だ。

やがて、低木の中を下ると、

くろがね小屋に出た。

くろがね小屋からは、緩い単調な林道歩きとなる。

勢至平分岐に到着。
まっすぐ歩く。

旧道への分岐。
ここは旧道に入ったが、間違いだった。

アップダウンがあるし、ぬかるんでいる。
それに薄暗い。

また、馬車道に戻る。
この後も旧道への分岐があったが、さっきの道でこりたので、馬車道を選択。
しかし、長い。
おまけに登山3日目のせいか、足裏が痛くなってきた。
石の上を歩くのが痛いので、道の両側の草の上を歩いた。

長々と歩いて、やっとロープウェイ駅に戻ってきた。

綺麗な月が浮かんでいた。
ロープウェイで登るから、楽かと思っていたら、案外しんどかった。
足裏が痛くなってきて、急でもないのに、くろがね小屋への道とそこからの道が、とても長く感じられた。
好天に恵まれて、絶景が見れた。
鮮やかな紅葉と荒涼とした沼の平の対照的な景色が楽しめた登山だった。
(コースタイム)
ロープウェイ頂上駅10:35 → 表登山口分岐11:15 → 12:05安達太良山頂上12:30 → 12:55馬の背分岐13:05 → 13:30鉄山頂上13:40 → 馬の背分岐14:10 → 峰の辻14:30 → 15:10くろがね小屋15:20 → 勢至平分岐15:40 → ロープウェイ駅16:45
安達太良山 の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。

ミヤマヤナギ(地点A)。

暗灰色のミヤマヤナギの樹皮。

波状で低い鋸歯のミヤマヤナギの葉。

シャクナゲ。

シャクナゲの樹皮。

長い楕円形で枝先に垂れてつくシャクナゲの葉。

ハウチワカエデ。

ハウチワカエデの樹皮。

9~11裂で、オオモミジ・コハウチワカエデ・ハウチワカエデ。
重鋸歯が大ぶりで鋭いので、ハウチワカエデ。

ヤマウルシ。

ヤマウルシの樹皮。

奇数羽状複葉で、ヤマウルシ、ヤマハゼ、ハゼノキ。
基部の小葉は小型で丸みが強いで、ヤマウルシ。
若木で大ぶりな鋸歯が出る。
