三室山の登山記の続きです。
(コースタイム)
駐車場11:45 → 登山口12:10 → 14:10三室山頂上14:45 → 登山口16:10 → 駐車場16:35
三室山の登山で出会った樹木を紹介します。

美しいコナラの林(地点A)。

コナラ。

コナラの縦・裂の樹皮。
この感じの樹皮は、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。

先太りの葉でコナラ・ミズナラ。
葉柄が1cmあるので、コナラ。

斜面で水平方向に張り出している。
不思議な樹形。
ミズキ(地点B)。

縦に浅く裂けるミズキの樹皮。

湾曲して長く伸びる側脈の葉で、ミズキ類・ヤマボウシ。
葉が枝先に集まっているので、ミズキ。
葉裏が粉白色。
長い葉柄。

ドウダンツツジ(地点C)。
葉がかわいかったので、家で調べようと写真を撮った。
この木が、ドウダンツツジとは。
このドウダンツツジの花を見に来たけれど、見つからなかったのに。
時期が遅かったのか、南側ではもうあまり咲かなくなったのか。
残念。

ドウダンツツジの樹皮。

やや光沢があるドウダンツツジの葉裏。
基部の主脈沿いに軟毛がある。

オオイタヤメイゲツ。
この辺りで、オオイタヤメイゲツとコミネカエデが良く見られた。
オオイタヤメイゲツは、葉が大振りで見事。
秋は紅葉がきれいだろうね。

オオイタヤメイゲツの樹皮。

11~13裂のオオイタヤメイゲツの葉。
鋭い重鋸歯。
長い葉柄。
やや横に広い葉形。

コミネカエデ。

コミネカエデの樹皮。

5裂、2~3重になった粗い重鋸歯で、コミネカエデ、ナンゴクコミネカエデ、ミネカエデ。
中央の裂片がよく伸びているので、コミネカエデ、ナンゴクコミネカエデ。
比較的、切れ込みが浅く、基部の裂片が小型なのでコミネカエデ。

ミズナラ。

ミズナラの縦・裂の樹皮。
この感じの樹皮は、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。
紙状にはがれているので、ミズナラ。

先太りの葉で、コナラ・ミズナラ。
葉柄がごく短いので、ミズナラ。

リョウブ(地点D)。

斑にまでなっていないリョウブの樹皮。
だからこの時はリョウブとは、思っていなかった。

細かい鋸歯のリョウブの葉。
葉が枝先に集まる。

見事なブナの木。

ブナの灰色で平滑の樹皮。

葉の縁が波形のブナの葉。
葉の下よりで太い。
側脈が7~11対。
葉裏の毛が少ない。

何の草か知らないけど。
岩の上に生えていて、髪の毛のようにさらさらな草が、きれいだったので。

オオカメノキ。

オオカメノキの樹皮。

円形の葉で、基部が湾入するオオカメノキの葉。
葉裏の脈上に星状毛。

頂上で孤高に立つブナ。

ブナの灰色で平滑の樹皮。

葉の縁が波形のブナの葉。
植林の抜けると、樹木が美しい山だった。
時間に余裕があれば、北側の尾根も行きたかったのだが。

