2019年春入社に向けた産経新聞の内定者は、前年の38人から2人に激減したそうだ。
まがりなりにも、大手の新聞社なのに、たった2人の採用者とは。
産経は、実は日本で一番信用できるニュースを報道する新聞社だったりする。
それは、発行部数にも表れている。 新聞社には、押し紙という慣行がある。
押し紙とは、「実際には配っていない」のに印刷し、「配ったこと」にしている部数のこと。
新聞社は、「広告単価×部数」で広告収入を得ている。
配ってもいない部数で広告主を騙して、収入を多く得ている。
販売店は、配っていない部数も新聞社から買っている。
販売店はその分損をしているけど、その新聞にちらし広告を挟んでいるから、その分儲けを得ている。
配っていない新聞にも広告を挟んでいることにして。
となると、損をしているのは、誰か。
新聞に掲載される広告の広告主と、ちらし広告の広告主だ。
そして、その企業の宣伝費は、一般消費者が買う製品に上乗せされているわけだ。
酷い話だ。 裁判に訴えるべきだと思うけどね。
さて、産経新聞だが、産経新聞の販売部数が、2008年後期から2009年前期にかけて、ダイナミックな下落を示している。これについては当然産経新聞側から正式な発表は無いものの、いわゆる「押し紙問題」に関して、他社に先駆けて解消したのが原因であると複数の報道が伝えている。
これは、産経新聞のみ。
産経新聞だけが、真実を報道しなければならない新聞社として、正しい行動を取ったということだね。
こういう新聞社が窮地に陥っているのは、悲しいことだな。