U-23日本代表、痛恨のパスミスで負ける。 日本1-2サウジ。

 AFC・U-23選手権2020のグループステージ第1戦で、U-23日本代表はU-23サウジアラビア代表と対戦した。


日本の出場メンバー。

序盤、サウジに押し込まれるも、ロングキックのクリアで押し戻し、徐々にDF間でプレスを躱して繋げるようになって、ビルドアップ出来るようになって、日本がボールを支配するようになる。
支配したけど、決定機はあまり作れなかった。
前半26分、旗手がふかしたシュートと前半37分、田中駿のクサビのパスを、小川がヒールで裏のスペースにボールを流して、旗手がPA内でGKとの1対1になるも、シュートを打てず、GKをかわしにかかるが、ゴールラインを割ってしまう。
オフサイド気味だったけど、かなりの決定機だった。 あそこでシュートを打てないのが、大学生だな。
逆に、サウジには、強烈なミドルシュートを2本打たれたが、大迫が見事に弾き出していた。
前半は、0-0。

後半3分、ガリーブが中央左から、鋭いドリブルで斜めに切れ込み、DFラインを躱しまくって、最後はアルクライフが右横からかっさらう形で右足を振り抜くと、鋭いシュートが左のポストに当たってゴールに吸い込まれた。
DFラインは、失格だな。
日本は、反撃に出る。
後半11分、食野がPA手前左で仕掛け、コースが開いたのでmシュートを放つと、DFに当たって軌道が変わり、GKの逆を突いてゴールに吸い込まれた。 ラッキーもあったが、いいコースに蹴っていた。
食野は、再三仕掛けていて、それが稔ったゴールだった。
ここから、日本は、完全にボールを支配する。
サウジもへばりだしていて、最後仕留められるかどうかという試合展開だったが、後半40分、古賀が岡崎へバックパスを出すが、大きく後ろに流れた。 これを岡崎がまた緩慢に追うと、サウジFWに横から拾われ、PA内に進入、飛び出した大迫は、相手に触れる寸前で動きを止めたが、サウジFWが倒れて、PK。 VAR判定になったが、大迫は触れてなかったが、岡崎が後ろからFWに触ってしまっていて、PKは覆らず。
このPKを決められて、万事休す。
そのまま、1-2で敗れた。

古賀の大チョンボで負けた。 岩田が外れて、古賀がなぜ選ばれたのかな、という疑問はあった。
岡崎の動作も緩慢だった。 サウジの選手がいないと思っていたのか、GKが前に出て、処理するとでも思ったのか?

敗因は、このプレーに極まるのだが、点を取れるチャンスも少なかった。
両WBが橋岡と杉岡では、攻撃にキレが生まれない。 勿論、二人の守備はいいんだが。
両WBが1対1で仕掛けられないと、攻撃が前の3人だけになり、迫力が生まれない。
実際、食野だよりの攻撃しかなかった。
こうなると、日本の3-4-2-1は、見ていてイライラする。
実質、5バックになっているんだな。
仕掛けられる相馬か遠藤のどちらかを使わないと、攻撃にならない。
4バックにすべきだと思うんだがなあ。
3バックは、守る時の手段だよ。

これで、苦しくなった。
グループステージ敗退となると、五輪での金メダルなんて、話にならなくなる。
3バックに固執する森保監督解任論が強くなるかもね。
選手たちに跳ね返す力があるかどうか。
次は、中2日だから、ターンオーバーすることになると思う。
切り替えるという意味では、返っていいのかもしれない。

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