ガンバ、勿体ない引き分け。 G大阪1-1浦和。

 J1第19節、ガンバ大阪はホームで浦和レッズと対戦した。


出場メンバー。

広島戦とメンバーを少し入れ替えたが、ほぼ同じ。

ガンバは前半、前からのプレスがハマり、ショートカウンターを浴びせて、優位に立つ。
そして、前半33分、CKのボールを東口がキャッチ、素早くボールを前に転がすと、坂本が長いドリブルで敵陣に運ぶ、DFに押されて触られるも耐えて、左サイドに展開。 受けた石毛が切り替えして逆サイドに矢のような一直線のボールを送ると、PA右に侵入していた齊藤が胸トラップで正確に前に落として、ゴール左に蹴り込んだ。
一連の素晴らしいプレーだった。 坂本・石毛・斎藤と今まで見られなかった今年一番の高度なプレーをした。
こういうゴールは盛り上がる。
さらに前半39分、小野瀬が右サイドから中に侵入、斎藤へのパスのリターンを受けて、縦パスを前線にいた倉田へ、倉田がPA中央からGKを見て、ゴールに蹴り込んだ。
大きな追加点と思いきや、倉田がオフサイドだった。 惜しかったな。 小野瀬が縦に行くと見せかけて、中に入り込んだいいプレーだったんだが。

このまま、1-0で前半終了。

押せ押せだったのに、福岡がボールを保持して、周囲に指示を出しながらゲームを遅らせれるプレーが何度かあった。
後半だったら正しい判断だったかもしれないが、押せ押せで追加点を狙いに行くべきだったな。 あれでトーンダウンしたな。
後半も似たようなプレーをして、プレスをかけられて、ボールを奪われて大ピンチを招いた場面があった。
1試合ぐらいちょっといいプレーしたからと言って、調子に乗りすぎ。 DFのメンタルじゃないね。

後半、浦和は選手交代をして攻撃を強めて来た。
CBのショルツがスペースがあれば、持ち上がってくるプレーが脅威だったな。
終盤になって、ガンバはかなり受け身になったが、それでも耐えれそうだった。 東口だとそう思えるんだな。
しかし、後半45分、裏に蹴られたボールを松尾が拾って、右サイドでドリブルを仕掛ける。 PA右からクロスを上げようとしたのをスライディングして左足でブロックしようとしたのは良かったのだが、松尾が切り返そうとしたのを、右足を出してしまって松尾の足をひっかけて、PKを取られた。
馬鹿なプレーをしたもんだ。 別に松尾に抜かれても良かったんだよ。 藤春がカバーに入っていたし、中に人も揃っていた。
三浦自身が松尾のプレーを遅らせていたからね。 東口が守っているんだから、相当点を取られない。 PKが一番まずかったのだ。 流れの中からなら、点は相当取られない状況だった。 そんな判断も出来なかったんだからな。 
このPKをショルツに決められて、同点。
その後も危なかったが、1-1で終えた。

内容的には、前半がガンバ、後半が浦和で、引き分けは妥当だった。
しかし、先制して、あの時間帯まで来れば、東口を中心とした守りで勝てる試合だった。 三浦がどれくらいリスクをかけたプレーをすべきか、判断出来なかったのが敗因となったな。 三浦くらいの経験を積んでいれば、あのくらいの判断は出来ないとな。
本当に勿体なかった。 勝てば、波に乗れてたのにな。

収穫は、坂本一彩の成長だな。 前節、1点取って自信を付けたんだな。
斜め前に大きくトラップしてシュートを打った場面とか、積極的なプレーが出来ていた。 今までとは雲泥の差だよ。
1点目の起点となった長いドリブルも、体を当てられてもコントロールを失わなかったし。
解説の福田がべた褒めしてたので、見るのにプラスのバイアスがかかってしょうがなかったのもあるが。
今後の期待大だな。 周りに活かされるタイプなので、飛躍するのは周り次第の所もあるが、あのドリブルが出来るなら、個での突破というのも偶には期待出来るかもね。 
鈴木武蔵の加入が決まって、出番が減るのがもどかしい所もあるが。

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