消えゆく和式便所。

 和式便器の出荷比率はが、昭和55年に40%を占めていたが、30年後の平成22年にはわずか2%にまで減ったそうだ。

 自分の家は、どうだったろうか?
小さい頃は、団地に住んでいたのだが、すでに洋式だったような気がする。
「腰掛け式の洋式便器は昭和35年に日本住宅公団が公団住宅に採用したことがきっかけで普及していった。」そうだが、どうだろう、微妙だな。
すぐ全国普及したかどうか、わからないし。
ただ、その後一軒家に引っ越した後は、洋式だった。
だから、和式は苦手だ。
小がズボンにかかりそうになるのが、厭なんだな。
洋式は、外では便座が汚い感じがするのが厭なんだが、座る前にトイレットペーパーで拭くようにしている。

 温水洗浄便座の普及も、洋式トイレの普及に拍車をかけたそうだ。
昭和55年に発売された「TOTO」の「ウォシュレット」が大ヒット。
戸川純が「おしりだって、洗ってほしい。」と悲し気な顔でしゃべっていたのが凄く印象に残っている。
しかし、どっかの金持ちが買ってるんだろうくらいの感じだった。
「ウォシュレット」初体験は、たしかゴルフ場だったような気がする。
あのすきっと感に感動したなあ。
「ウォシュレット」なんて贅沢品をまず置くのは、儲かってるゴルフ場だったんだろう。
その後、どういう風に普及していったのかは、よく覚えていないよ。
大体、外で大をすることが少なかったからねえ。
いつの間にか、会社の新しい建屋には、温水洗浄便座が設置された。
そして、あっという間に、サービス産業のトイレが温水洗浄便座になった。

 「一般世帯の温水洗浄便座の普及率は平成4年には14.2%だったが、昨年は81.2%に達している。」そうだ。 だろうね。
一度味わうと、温水洗浄なしでは生きられないよ。
隔世の感がある。

 今、和式が残っているのは、古くからの公共施設だね。
そこまで、金が出せないような。
小中学校のトイレでは、依然として半数以上が和式だそうだ。
まあ、一部洋式なら問題ないんだろうが。
大体、小学校で大なんてしたことあったかなあ。
あったんだろうけど、記憶があまりない。

 なんか、消えゆく和式便所の記事を読んで、昔を思い出してしまった。

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