サムライ債って、どうなってるの?

 日本は、ギリシャ危機にあまり関わってないから、大丈夫という話だが、サムライ債で少し関わっている。
最新ニュースで、
ギリシャ政府が、20年前、日本で発行した国債、いわゆるサムライ債について、期限となる14日、返済資金全額約117億円が管理会社のみずほ銀行に振り込まれ、投資家に返済する手続きが取られたことが分かりました。
と伝えられて、なんだ損せずに済んだのか、と思ったけど、
既に12年に民間債権 者の損失負担(PSI)が実施されていて、まだ117億円残っていたということで、損してる。

 しかも、これで終わりということではないらしい。

  名称        発行   最終償還    発行額 利率  管理会社
ギリシャ共和国9回  1995年 2015年7月14日 200億円 5.8% みずほ銀行
ギリシャ共和国12回 1996年 2016年2月 1日 300億円 5.25% 新生銀行
ギリシャ共和国15回 1996年 2016年8月22日 400億円 5.0% 新生銀行
ギリシャ国有鉄道3回 1996年 2016年12月6日 87億円 4.5% あおぞら銀行

 今回償還された一番上を除いて、まだこれだけ残ってる。
年限20年で、高利率だねえ。
利子は凄いよ。
100万円投資して、利率5%なら20年で100万円の利子で、倍になる計算。

 新生銀行とかあおぞら銀行って弱小銀行だなあ。
新生銀行なんて、国から投入された公的資金が未返済の唯一の銀行だからねえ。
不安だなあ。

 と言いつつ、自分は新生銀行を愛用してきた。
毎月何回か、振り込み手数料が無料になるという大きな特典があるから。
これが気に入ってる。
今はプラチナ会員だから毎月10回振り込み手数料が無料になってる。

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