ID・パスワード方式で確定申告を済ませた。

 何日か前に、確定申告用のID・パスワードを取得してきた話を書いた。

2019年1月、個人納税者のe-Tax利用が簡便化され、マイナンバーカード方式かID・パスワード方式、どちらかの方式が利用できるようになった。

ID・パスワード方式のメリットは、
・自宅からネットで申告出来る。
・添付書類の提出を省略出来る。
・マイナンバーカード方式と違ってカードリーダーが不要。
だ。

 まだしていなかった確定申告をした。
やり方は、まず、
国税庁の所得税(確定申告書等作成コーナー)のサイトに行く。
保存データを利用して作成 ⇒ 過去の年分のデータを利用して新規作成 ⇒ e-Taxで提出する ⇒ ID・パスワード方式により提出する ⇒

 利用者識別番号 [半角数字16桁]と暗証番号 [半角英数字8文字以上50文字以内] を入力する。

後は、従来の「確定申告書等作成コーナー」の利用方法と同じだ。
以前から、「確定申告書等作成コーナー」で金額を入力して、書面を出力、税務署に郵送していたので、問題ない。
ただ、細かいところで入力内容を忘れていたりしたので、少し手間取ったかな。
来年以降迷わないように、しっかり入力画面コピーや記入内容を書き留めておいた。
前年のデータを利用しても、証券会社とか保険会社の会社名とかは、また新たに入力しないとダメなのがめんどい。
だからexcelに書いておいて、コピーペーストで使えるようにしておいた。

最後に、入力内容を送信。
再度、暗証番号を入力。
受付結果もすぐ表示されるので、受け付けられたかすぐ確認される。
こんな感じ。

受け付けられたかどうか、どうやって確認するのかな?と思っていたけど、すぐネットで表示されるのはありがたい。
ID・パスワードを取得してきた際、メールアドレスも記入したから、そのアドレスに後日メールでも送られてくるのかな?と思っていたんだが、こっちの方がいいね。

これで、確定申告も終了。
とにかく、このID・パスワード方式での確定申告は、簡単便利。
証拠書類を添付しなくていいのが、楽。 郵送しなくていいのも。
5年間は保管しておかないとダメだが。
税務署も書面じゃなくて、電子データの方が、保存しやすいし、テェックしやすいし、還付などの後処理も楽だろう。
ウィンウィンの関係だな。
素晴らしい制度だよ。

もっとも、このID・パスワード方式は、数年で終わり、マイナンバーカード方式のみになると言われている。
マイナンバーカードの普及率が恐ろしく低いので、暫定的に導入された方式みたいだ。
このID・パスワード方式で、e-Taxの簡単便利さを実感してもらって、ID・パスワード方式終了と共に、マイナンバーカード取得とICカードリーダライタ購入を促そうという算段みたいだ。
ICカードリーダライタを使う場面がもっと増えれば、考えるが。

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