アニメが2兆円市場に。 3人目の天才に期待。

 アニメ市場の規模が2015年に1.8兆円市場になり、今年は「君の名は」のヒットで2兆円市場になると言われているそうだ。
2兆円か、すげ~なと思ったけど、キリンとか積水ハウスの売り上げが2兆円で、日本トップのトヨタが28兆円だから、市場で2兆円というのは、まだまだ小さいかな。

 「君の名は」の興行収入は、2017年5月7日までの公開257日間で249億3880万円で、3位のアナ雪(254億円)にわずかに届かず、歴代4位どまりのようだ。
一世を風靡したアナ雪と同じくらいだから凄いんだけど、実感はないなあ。
ちなみに、2016年の邦画興行ランキングに10位までにアニメが7作品もランクインしている。
「この世界の片隅に」が10位にランクインしている。
このアニメは映画館で見た。 マンガ原作のこうの史代さんのマンガに一時期嵌っていたことがあったから。
わりと原作に忠実で良かった。 戦争ものの渋いアニメなんだけど、よく観客が入ったなと思う。

 良くアニメはグッズで儲けていると言われているけど、確かに収入の1/3を占めている。
そして、同じく1/3を占めるようになったのが、海外からの収入だ。
動画配信会社が買い付けている。 
中国も多くて、もう少しで海賊版がなくなるとも言われているらしい。 本当ならいいんだが。

 海外のアニメファンは結構いるからねえ。
アメリカみたいに商売上手なら、ハリウッドみたいに、一大アニメ産業ができていたんじゃないかと思う。
手塚治虫が立ち上げ、宮崎駿が芸術にまで高めた日本アニメ、二人の天才が出たんだから、もっと何とかなったろうに、と思うんだけど。
まあ、3人目の新海誠が出てきたから、まだいけるかな。

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コメント

  1. あああ より:

    日本人は昔から戦略が弱いからなー。。。
    それに対して欧州で常に戦乱に巻き込まれてたアングロ・サクソンは強かだよね。
    第二次大戦の時のような竹槍で戦闘機と戦うような愚行を犯してはならない。
    合理性>>精神性を意識して戦略を考えるだけでもかなり良くなると思う。