大谷翔平は、サイヤング賞を取れるのか?

 エンゼルスのプレーオフ進出がほぼ絶望となった今、大谷翔平がMVPとサイヤング賞を同時受賞するかどうか?が次の願望となっている。

そこでサイヤング賞の可能性について調べてみた。

American Leagueの防御率の上位10人のリスト。8/22

どの数値が、サイヤング賞の重要な指標になるか定かではないが、効きそうな指標をリストにした。
中でも防御率・勝利数・被打率/WHIP・奪三振率・QSが重要かなと思っている。

この表のピンク色の数を見てると、NYYのGerritColeが1番手かな。
2番手にSEAのLuisCastillo、大谷翔平、SEAのGeorgeKirbyとTORのKevinGausmanの4人が並んでいる感じである。

残り登板数が7試合ぐらいある。 シーズンは3/4ぐらい経過して、まだ1/4残っている。

例えば、GerritColeが6回投げて3失点すれば、防御率は3.08に上がる。 6回3失点なんて、ざらにあるからね。 その6回3失点を3試合続ければ、防御率は3.18にまで下がり、大谷と並ぶ。 十分可能性のある数値である。

ネガティブな分析だったかな。 大谷がたった1登板で6回を無失点に抑えれば、防御率は3.03まで下がり、追いつくのだ。 そのぐらいの僅差。

また、投手の純粋能力を表す数値は、防御率・被打率・奪三振率であろう。
大谷は、被打率でNo.1、奪三振率でNo.2である。 特に被打率が抜けて小さいのは、ポイントが高いと思う。
だから、サイヤング賞の可能性は結構高いんじゃないかな。

選考者が、日本人にMVPとサイヤング賞を同時受賞させるのを、好ましいと考えるか、好ましくないと考えるのか、そこが大きな分かれ目になるんじゃないかな。

あと問題なのは、TEXのNathanEovaldiが、負傷者リスト(IL)入りで規定投球回数に達していないが、防御率が2.69と断トツ1位で、今後復帰して規定投球回数に達すれば、サイヤング賞の最有力候補になりそうなことである。
「昨日(18日)、またブルペンで投げ、今後は21日(同22日)にアリゾナでライブBP登板と段階を上げ、その後は状況を見ながら計画を立てる予定。」だそうで、早ければ、来週くらいに登板するかも。 そうなれば、多くて7試合に登板し、今まで6.5回/試合なので、総投球回は、168回になり、規定投球回数166をぎりぎりクリアする。
けど、そんな無理はさせないと思う。 現在西地区首位のレンジャーズは、プレーオフ進出は間違いないだろうから、プレーオフで万全の投球をさせるために、無理はさせないだろう。 だから、規定投球回数をクリアするのは無理だと思う。 まあ、それでも規定投球回数をクリアすることが、サイヤング賞の必須条件ではない傾向に最近あるらしいので、それなりの投球回数を投げれば、サイヤング賞の最有力候補であることは変わらないだろう。 しかし、怪我明けの登板で失点が嵩めば、一挙に防御率は悪くなるので、不確定要素が高い状況なのは変わらないと思う。

ということで、今後今までの成績から少し良い成績を残せば、大谷翔平のサイヤング賞受賞の可能性は結構あると思う。
期待しよう。

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