エンゼルスのダブルヘッダーの第1試合、大谷翔平が先発。
初回表、2三振の3者凡退。 順調な立ち上がりだった。 ストレートが少なく、スプリットが多い、最近では珍しい内容だった。
初回裏、 レンヒーフォが四球の後、翔平が初球を打ってツーランホームラン。 弾丸ライナーだった。
リアル二刀流の時は、バッティングの時右腕の力が抜けて丁度いい説があり、そうなのかもと思わせるバッティングだった。
そして、運命の2回表、先頭打者を四球、2番手を内野フライ、3番手を2-2。 スライダーを2球続けたのだが、カーブみたいにやけに遅い球だなと不思議に思ったのだが、5球目の152kmのストレートでファウルした後、オホッピーがマウンドに来て、監督もやって来て、大谷はベンチに下がった。 何があったのか?わからなかったのだが。
第1試合は、このままDHも交代になったが、第2試合は、再びDHで出場した。 2塁打を打っている。
そして、何があったのか?ネットで知ることになる。
ペリー・ミナシアンGMは第2試合後に会見を開き、今季の残り試合で登板させない方針を示した。
球団は「右肘内側側副靱帯の損傷」とだけ発表した。
今後は未定とのこと。
ロサンゼルスには肘の手術の権威として知られ、2018年10月のトミー・ジョン手術を担当したニール・エラトラッシュ医師がいる。チームがニューヨークへ移動する24日(同25日)に同医師のセカンド・オピニオンを受けることになりそうとのことらしいけど、セカンド・オピニオンを聞いて、手術するのかどうか結論を出してから、ニューヨークへ移動するべきだね。 手術すべきだと思うけどね。
前回、2018年に右肘靱帯を損傷した際は9月上旬に靱帯損傷が発覚。しかし、シーズン終了後の手術でも指名打者なら来季開幕に間に合うとの見込みから、打者としてのプレーを続け、手術を受けたのは全日程終了後の10月1日(同2日)だった。 打者復帰したのは約7か月後、2019年5月7日(同8日)だった。
2019年9月13日に左膝蓋骨の手術(二分膝蓋骨)を行い、残りのシーズンを欠場。
2020年、エンゼルスは開幕から大谷をDHで起用しつつ、同時にマイナーで調整登板させ、5月中旬を目処にMLBで復帰登板させるプランを発表した。しかし、COVID-19の影響でシーズン開幕が7月下旬に延期となり、二刀流での起用が開幕から可能となった。7月26日のアスレチックス戦で2018年9月2日以来693日ぶりに復帰登板を果たしたが、1回途中一死も取れず3安打、3四球、5失点で降板し、敗戦投手となった。8月2日のアストロズ戦ではこの試合最速156 km/hの速球が2回途中から140km/h台に落ち、1回2/3を無安打5四球2失点(押し出し四球2)3奪三振で降板した。この登板後にMRI検査を受け、翌3日に「右屈曲回内筋群の損傷、投球再開まで4~6週間」と診断され、同年中の復帰登板は絶望的となり、投手としては上記2試合だけの出場に終わった。
2021年からは、投打で完全復活した。
前回通りに、シーズン直後に手術すれば、来シーズン5月頃に、打者復帰は出来そう。
2025年シーズンには、投打で復帰できるかもという感じかな。
今すぐ手術すべきか、シーズン直後の手術でもいいのかは、微妙かな。
打者として、靭帯損傷悪化のリスクを少ないながらも背負いながら、今シーズンの今までの成績を守るために(MVP、ホームラン王)、来シーズン序盤を犠牲にするのか、今シーズンのことはもう諦めて、来シーズンのトータル成績を重視するのか(序盤を出ないことによるマイナスを避ける)、難しいところだね。
プレーオフ進出も絶望だから、今シーズンの成績も諦めて、すぐ手術した方がいいように思うけどね。
悪化したら話にならないから、というのもあるし。