DS(地区シリーズ)第一戦、ドジャースvsフィリーズ。
大谷翔平が先発した。 正直、6回まで完封するかと思ったが、2回に3点取られた。
2回裏、際どいコースを全てボールにされて、四球。 マーシュにエンジェルスの馴染みがあってか、ストレートばかり投げて、ヒットを打たれた。 後で大谷翔平が余計なことをしたと悔やんでいたね。 リアルミュートには、うまく流し打たれて、3塁打。 ライトのテオスカー・ヘルナンデスがゆっくり走って、抜かれて3塁打になった。 テオスカーヘルナンデスは、勿論大して守備が旨い訳ではないが、昨年はもっと良かったと思う。 今年、左股関節のケガで離脱していたが、復帰してからも動きが悪いし、飛び込むようなプレーはしていないし、出来ないのではないかと思う。 批判されているが、今年は無理しない方がいいよ。
1死からべーダーに大きな犠牲フライを打たれたのは大きかったな。 ギアを上げて抑えるかと思ったんだが。 3点はキツイなと思ったんだが、その後、3・4回と三者凡退に抑えて攻撃のリズムを作り出したのは良かった。 5回裏は、2死1・2塁のピンチでシュワーバーを三振に抑えたのは流石だった。 これで、ドジャースに流れを呼び込んだ。
6回表にキケの2点タイムリー、7回表には、テオスカーヘルナンデスの3ランホームランが飛び出して、逆転した。

ホームランは、ライトフライかと思ったけどね。 伸びたのには驚いた。 テオスカーヘルナンデスは、ほんと勝負強いというか、いい所で打つねえ。 キケもPSで本当に打つから、驚き。 キケまで打ったら、スミスも途中から出たし、9番まで本当に息の抜けない打線になる。
大谷も、6回まで投げて、3点取られたけど、終わってみれば、ターナー・シュワーバー・ハーパーの3人を1回も塁に出さなかった。 この意味は凄く大きいね。 主力打者に調子を出させないのは、今後大きいからね。
そして、7回裏からグラスノーが出て来て、7回は良かったんだが、8回制球を乱して、四球を乱発、危なかったが、ベシアが何とか、後続を抑えた。 そして、9回裏、佐々木朗希が出て来た。 2塁打を打たれたけど、2点差があったので、危なげなかったね。 ストレートは、100マイルが出て、コントロールも良かった。 スプリットは高めに浮いていたけど、落差があったので、打たれなかった。 クローザーの爆誕だね。 もっと痺れる場面、1点差や回の途中のランナーを置いた場面では投げていないから、そこは未知数だね。 ブルペンの専門職ではないので、回の初めから投げさせるべきだね、当分は。 また、まだ連投をさせるべきではない。 ドライヤーとかトライネンとか他にもいるからね。 ワールドシリーズの後半になれば、別だが。 それまでには慣れているだろう。