8/18 ドジャースvsパドレス。
大谷翔平が打席に入る前に相手チームの監督に必ず挨拶していたのを、第1戦でパドレスのシルト監督に挨拶しなかったというコメントをたまたま見て調べてみたら、そういうyoutubeがあった。https://www.youtube.com/watch?v=5dgm1o7vZoE
それで、この試合を見ていたら、本当に挨拶しなかった。
これには、スッキリしたな。
前回6月16~19日(同17~20日)の4連戦で大谷翔平投手への2死球を含む計8死球が飛び交い、遺恨が残った。シルト監督もロバーツ監督と乱闘を起こして退場処分と1試合の出場停止処分などを受けた。
その後のオールスターで、大谷翔平はぶつけたスアレスに背中を触りながら痛いよ~とジョークを言いながら、スアレスと笑いあって、ハグして大谷が許していた。 なんていい奴なんだと驚いたし、人が好過ぎるのでは?とも思った。
しかし、大谷は許してなかったんだな。 ぶつけたピッチャーは、指示に従っただけで、指示した奴は許さない、ということだろう。 キャッチャーだったマルドナードのインスタグラムへのフォローもひっそりと外してたそうだし。
これは、毅然とした態度だな。 シルト監督もある意味ショックだろう。 大谷翔平に挨拶されないたった1人の監督という不名誉な称号を得たんだから。 MLB最高のスーパースター、もっと言えば、MLB史上最高の選手に、さらに言えば、MLB最高の良心とも言える存在に、自分だけが挨拶されないという烙印を押されたんだから。 永遠に語り継がれるよ。
マルドナードも、エンジェルス時代のよしみで、こんなことになるとは思っていなかっただろう。 逆に言えば、エンジェルス時代のよしみにも関わらず、よくぶつける指示なんて出せたなと思う。 よっぽど、大谷翔平を舐めてたんだろう。
これは、パドレスの選手達も気付いていると思うよ。 そして、少なからず、選手達の戦意に影響を与えたと思う。
スアレスが許されていたのを見たから、チャラになったと思っていただろう。 ところが、そうではなかった。
特にマチャードに影響を与えた可能性がある。 打撃で大ブレーキだったし。 いつもの闘志が感じられなかったからね。
この3連戦、大谷翔平は、大振りするのではなく、ミート中心のバッティングをしていたね。
首位陥落で、出塁を重視したんだろう。 チームプレーを重視した。
しかし、大振りが悪い訳ではない。 ホームラン狙いの方が、OPSが高くなるし、OPSが高い方がチームの勝利に貢献することになるからね。 ヒット狙いがいいと言うのは、もう前世代の迷信だから。
それでも、今のチーム状況では、出塁重視の方がいいと大谷は判断したんだろう。 さすがだね。
ドジャースがパドレスをスィープするとは思ってもいなかったよ。
カーショーが勢いを止め、復帰してきたスネルとグラスノーが実力を発揮した。 これが開幕前にフロントが築き上げた強力先発陣がようやく真の姿を見せ始めたというところかな。
これから、どんどん怪我人が復帰してくるだろうから、楽しみだね。
佐々木朗希が戻って来ても、出番がないんじゃないか、というのが心配だね。