エンゼルス vs ジャイアンツ 8/10戦、大谷翔平が先発。
立ち上がりから、スライダーが多かった。 タイガース戦でフォーシームが多かったので、スライダーを特に狙われるという感じでもなかったし、特別良くもなかったのが、甘いコースも少なかったので、ホームラン等痛打されることがなかった。 一方、フォーシームは酷かった。 最速で155kmで、150kmぐらいも多く、前回右手中指のけいれんで4回で緊急降板した影響が出てたね。 体が重そうで、まだ疲労が残ってた感じ。 それでも、1失点に抑えたのは、さすが。 その1失点も、キャッチャーのサイスが2塁に誰も入ってないのに、牽制球を投げて、相手のヘルメットに当たって、3塁に進塁させた後、犠牲フライを与えた分だけだからね。
これで、今季10勝目(5敗)で自身2度目の2桁勝利を飾った。すでに40本塁打を放っており、2年連続で「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。1918年に1度だけ記録したベーブ・ルースを超え、MLB史上初の金字塔を打ち立てた。 まあ、この手の記録にはもう驚かないが。 大谷翔平は、明らかにベーブ・ルースを超えて、世界のベースボール史上No.1の選手になった。 3年ぐらいのスパンで考えた場合だが。 凄いことだよ。 日本人がこれだけやれるとはねえ。
打線も、六回、先頭レンヒーフォが二塁打で出塁すると、大谷を敬遠四球。 次のドルーリーが左前適時打で同点とした。
ドルーリーがエンゼルスで大谷に次いで一番チャンスに強いバッター。 ドルーリーの復帰は大きい。 大体、ドルーリーは顔つきが怖い。 いつも気合が入っている。 この気合があるから、チャンスに強いんだね。 なんか、アジア人の大谷がトラウトより上なのが、気に入らない感じがするしね。
さらに走者2人を置いた場面で4番ムスタカスが値千金の勝ち越し3ランを右翼席へたたき込んだ。 ムスタカスは好調だね。 ムスタカス、レンフロー、クローンは、図体のでかい扇風機みたいになりがちだが、ムスタカスはより確実性があっていい。
3塁の守備もお世辞にもいいとは言えないが、堅実なプレーで安定感がある。 一方、クローンは、今日で2個目の2塁悪送球の大エラーをしでかしてた。 ダブルプレーの所が、1・3塁になるからね。 罪が重い。
まあ、勝って良かったよ。