まさかの山本由伸の連投と数々のミラクルでドジャースがWSを制す。

ワールドシリーズ第7戦

予想通り、大谷翔平が中3日で先発。 1,2回とピンチを招くが、何とか無失点で切り抜ける。
しかし、3回裏、一死3塁で、ゲレーロをロバーツ監督が申告敬遠。 何てことするんだ、と思った。 ランナーを溜めると、大量失点に繋がる。 1点取られたとしても、しょうがない場面だったし、1点取られてもどうってことはない。 ここがロバーツ監督の最大の采配ミスだったな。 あまり指摘されてないみたいだが。 案の定、ビシェットにホームランを打たれて3失点。
大谷翔平は膝に手を当ててがっくりしていた。 あんな大谷翔平を見るのは初めてかもな。 大体、投げてる時に大汗をかいていた、第3戦の延長18回での9打席全出塁の疲れが取り切れずに、中3日が効いたんだろうな。
これは、苦しい展開になったと思った。

さらに、シャーザーに5回ワンアウトまで、1得点しか出来なかった。 これが、最大の誤算だね。
シャーザーもそんなに大したことなかったけどな。 今までブルージェイズの投手陣が思いがけず、いいと思っていたが、ドジャースの打線もかなり湿っていたな。
6回表に何とか1点取ったのに、6回裏にすぐ1点取られて、突き放されて、かなり苦しくなったなと思った。
それでも、8回表に、マンシーのソロホームランが出て、1点差。
9回表に、大谷翔平になんとか打順が回ってくる、しかし、ツーアウトランナーなしなら申告敬遠だな、ロハスに何とか塁に出てくれと、見ていたら、クローザーのホフマンから何とホームランを打って、同点。 これには、驚いたなあ。 これが、最大のミラクルだったな。

9回裏、一死1,2塁でスネルから山本由伸に代わった。 前日、6回投げてからの連投だからねえ。
0-1からスプリットがすっぽ抜けて、カークに死球を与えた。 カークは打てそうにないように見えただけに、凄く痛かった。
満塁になったが、バーショはセカンドゴロ。 ロハスがホームに投げて、ぎりぎりアウト。 やばかった。
次のクレメントが左中間に大フライ。 エドマンに代わって、センターに入ったばかりのパヘスが、ぎりぎり追いついて来たキケを跳ね飛ばして何とかキャッチした。 あれは、取れると思ったけどね。ファインプレーだけど、超ファインプレーまでじゃないと思うけどね。

またまた、延長になって、10回表に、一死満塁でパヘス。 流れ的にパヘスがヒーローになると思ったけど、ショートゴロでアウト。 キケもアウトで無得点。
11回表、大谷翔平がホームランを打つんじゃないかと思っていたら、打てず、 二死走者なしでスミスが、何とソロホームラン。
勝ち越した。
そして、11回裏、ゲレーロが2塁打。 難しいインコースを打って、さすがだった。 送りバントとストレートの四球で、一死1,3塁。
ストレートの四球で限界に近かったにように見えたが、嫌なカークだったが、セカンドゴロ、ゲッツーで抑えて、勝った。

山本由伸は、ほんと乱れないね。 満塁になっても、ストライクが取れる精神力は凄いな。 神がかっていたよ。

山本由伸は、MVP。
これ以外にも、両チームにファインプレーが多く、本当にハラハラドキドキの見応えのある試合だった。
そういう試合をモノにできたのは、人事を尽くして、最後に運があったとしか言いようがない。

これで、ドジャースは、ワールドシリーズを連覇した。 大谷翔平が入ってからだね。 山本由伸もだけど。
この2人はもってるね。

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