ワイルドカードシリーズ第1戦 ドジャース10―5レッズ(30日)
大谷翔平がいきなり先頭打者ホームランをかっとばした。
インコースぎりぎり、高さは真ん中ぐらいだが、100・4マイルの快速球をだ。
このいきなりの先制パンチで相手投手のグリーンは、リズムを狂わされたね。 いい球だっただけに。
失投ではなく、相手ピッチャーの得意ボールを打ち崩すのが、真のスラッガー。 凄いよね。

横から。
2打席目は、1アウトからの送りバントで2死2塁。 敬遠するかと思ったら、勝負してきたのは驚いた。
フランコーナ監督は、勝負しないと流れを変えられないとでも思ったのかね。 そして、大谷を三振に取ったのは、さすがだった。
それでも流れは変えられなかったけど。
全体的に、見てて思ったけど、グリーンは、100マイルのストレートを低目に投げるね。 コントロールもいいし。
この100マイルのストレートを高めに投げれば、もっと三振が取れるのに、もったいないなあ。
そして、これだけでは終わらなかった。
T・ヘルナンデスの2打席連続弾などで6―0となった6回2死一塁の第4打席。3番手右腕・フィリップスのスイーパーを捉えると、右中間席中段へ飛距離454フィート(約138メートル)の特大ホームランを放った。
凄いね。 圧巻だった。
それにしても、8回に、ベシアとエンリケスが四球を連発したのには、がっかりしたなあ。
これじゃあ、相手チームは、どんなに点差をつけられても、諦めないよ。
非常にまずい。
しかし、その後に登板したドレーヤーが、いきなり満塁で押し出しの四球を与えたけど、うろたえることなく、その後、三振・フライと抑えたのは、さすがだった。 大した精神力だね。
あと、トライネンも良かったのが、少し安心材料だね。

