ドジャース6-3カブス(3/19)
佐々木朗希が、メジャー初先発した。
最初から、160km/hを連発、物凄い気合が入っていた。
初回は無難に抑えたのだが、2回から四球が多くなり、三回1死からぼてぼての内野安打を許すと、その後3連続四球で押し出しの失点。 こりゃ、ヤバイと見ていたら、2者連続三振に打ち取って、1失点で何とか凌いだ。
あっぷあっぷだったのに、1失点で凌いだのは、さすがだなあ。 メンタルが強いわ。 昨日の山本由伸や今永昇太も崩れそうな場面でしっかり抑えていたからなあ。
フォークが左打者に対して、外角に大きく外れていたし、ストレートの制球も乱れていた。 どう見ても苦しい状況だったのに凌いだのは、さすが。 カブス打線が湿っていたのも大きいが。
しかし、一番驚いたのは、ストレートに力があったこと。 日本の時は、160キロのストレートでも簡単に合わせられてヒットを打たれることもあったが、この日はボールに力があり、前にまともに飛んだのは、ほとんどなかった。
快速球ではなく剛速球に近かった。 これだったら、十分通用するよ。
もう一つ驚いたのは、完全に盗まれて、2盗塁も許したこと。 NPBでこんなに走られてたか?
今回は、投げるのに精一杯でしょうがなかったかもしれないけど、立て直せると思うけど、これから対戦相手が走れると思い込んでどんどん走ってくるのが、うるさくなるだろうな。 クイックとか牽制も普通に出来るとしても、ダメという先入観を持たれて、積極的に走られたら、厄介だな。 取り返すのに苦労するだろう。
それにしても、大谷翔平のホームランは凄かった。 カブスのピアソンが、160キロの剛速球を投げていて、これはなかなか打てんだろうと見ていたが、低めのストレートを見事に綺麗なスイングで弾き返して、右中間に放り込んだ。 観客が手を出して触れたので、微妙だったけど。 ビデオ判定が早かった。 難しい判定だと思ったけど、忖度されたのかもな。
あの球を打つんだから、さすがだね。