仙ヶ岳  ~まとめ:展望の良いヤセ尾根歩き~

 仙ヶ岳登山の記事(1)~(4)のまとめです。
 鈴鹿山脈の南部にある仙ヶ岳に登った(2014/05/30)。
鈴鹿ICで降りて、30分ほどで石水渓口の先の林道の車止めの所に着いた。
林道の最後5分ほどは、悪路である。
仙ヶ岳 003・駐車場 (640x480)
 この駐車スペースの右に見える林道を登っていく。
仙ヶ岳 013・分岐 (640x480)
 30くらいかかって、林道の終点に到着。
登山道を10分ほどで、南尾根ルートと白谷ルートの分岐に出会う。 
登りは、右の南尾根ルートを行く。 急勾配が多く、また岩峰を歩くルートを登りに選択する。
仙ヶ岳 014 (480x640)
 しばらくは、沢沿いの道を登っていく。
仙ヶ岳 018・700前の急な登り (640x480)
 標高600~700mは、急登でしんどい。
仙ヶ岳 019・不動明王への別れ (640x480)
 やっとこさ、720mの不動明王への別れの鞍部に到着。 一休み。
仙ヶ岳 022・不動明王 (480x640)
 鞍部を右に少し登ると、岩をくりぬいて、不動明王が安置されていた。
一応、拝んでから写真を撮る。
仙ヶ岳 024・岩峰からこれから登る岩峰 (640x480)
右手の岩をよじ登ると、地蔵さんがあり、対面にこれから登る岩峰が間近に見える。
鞍部に戻り、この岩峰を登る。
仙ヶ岳 039 (480x640)
ここからは、潅木の茂る、やせ尾根の道と岩場を歩いていく。
厳しい箇所はないのだが、歩くのに神経を使い、結局、東峰まで1時間50分歩く事になった。 思っていたより結構疲れた。 尾根の途中で昼飯は済ませた。
仙ヶ岳 041・840pと920pと東峰 (640x480)
 正面に、これから進んでいく、840m、920m、東峰の三つのピークが見える。
仙ヶ岳 042・野登山 (640x480)
 東方には、尾根の向こうに野登山が見える。
仙ヶ岳 077 (640x480)
 この岩峰は、美しい。 910mのピーク。
仙ヶ岳 080 (640x480)
 西に見える、御所平の平坦な頂きが、開放的でいいなあ。
仙ヶ岳 105 (640x480)
920mのピークを過ぎると、目の前に東峰とその頂きに仙の石が見えた。
このあたりで、美しく咲き誇るベニドウダンが迎えてくれ、
そして歩きやすい道となり、ぐっと、くつろげた。
仙ヶ岳 116・仙の石 (480x640)
 先ほど見上げた、仙の石。
いかにも不安定だが、左右の岩が支えてくれているのだろう。
仙ヶ岳 124・仙ヶ岳 東峰 (640x480)
 野登山から合流してくる道に入らず、ちょっと歩くと、森の中のような東峰に到着。
仙ヶ岳 126・東峰から西峰 (640x480)
さらにちょっと奥に行くと、視界が開けるが、足元が崩落しているので要注意。
ここから西峰が望める。
仙ヶ岳 132・仙ヶ岳 西峰 (640x480)
ちょっと戻って、西峰へと向かう。細い尾根を下って西谷への別れをやり過ごして、少し登ると、少し狭いが開放的な西峰に到着した。  
 この頂上の感じは、好きだなあ。 木があまり生えていない。
しかし、ここでもベニドウダンが咲いていて、目を楽しませてくれた。
少し、木があるのが、何もないよりいい。
また、六畳くらいの広さが、狭すぎず、広すぎず、頂上感があって良かった。
仙ヶ岳 136 (640x480)a
 北に鈴鹿山系の山々が見える。 登ったことのある山々が懐かしい。
仙ヶ岳 144・仙ヶ岳 東峰と920p (640x480)
 東峰と登ってきた南尾根ルートが、新緑に溢れていて美しい。
仙ヶ岳 145・920pと910pと910pと840p (640x480)
 結構長くて、凹凸があるように見える。 疲れるはずだ。
仙ヶ岳 154・仙ヶ岳 東峰 (640x480)
 東峰の崩れていた箇所が見える。 あそこから、西峰を見ていたんだな。
仙ヶ岳 156・白谷コース別れ (640x480)
 東峰からの尾根道を戻り、右の白谷コースへの道を下る。
急勾配を沢まで下る。
仙ヶ岳 159 (480x640)
 石の多い中を、渡渉を繰り返しながら、下っていく。
仙ヶ岳 167・600の河原 (640x480)
 標高620mで広々とした河原にやっと出た。 ここから楽になると思っていたら、
ここは、堰堤の上で、左側からまた一気に沢まで降りるのだが、急で枯葉で滑りやすくて、嫌になった。
仙ヶ岳 170・堰堤 (480x640)
 これが、堰堤。 普通、こういう所は、降りずに、沢を見下ろす高さに道が続いていくものだが。
仙ヶ岳 173・御所谷分岐 (640x480)
 ここは、御所谷分岐。 左手を行く。
仙ヶ岳 176・ここで渡渉 (640x480)
 ここは、右に行ってしまうよね。
仙ヶ岳 174・御所谷分岐の南の分岐、ここでは渡渉不可 (640x480)
 すぐ、似たような場所。
左手の沢に降りる方へも、赤いテープがぶら下がっている。
標識がないが、ここが地形図の別れかなと思って、左手の沢に降りたのだが、沢を渡れそうもない。 おかしいなあ、と思って、戻って別れを右に進むと、北西に進んで行ってしまう。 そういえば、先ほども(前の写真)、沢へ降りれそうな所があったな、と戻る。
この白谷コースと書かれた白い標識は、左手が白谷コースということか、これは分かりにくいぞ。 手前と向こうで白谷コースの道と思ってしまう。 この白谷コースという標識はやたらと出てくるからそのまま進んでしまう。 結局、ここから沢を渡ることができたし、向こう岸に道が続いていた。
仙ヶ岳 178・登る梯子 (480x640)
 梯子が二つ並んで見えた(写真はひとつしか取れず)。 意味がわからなかった。
こんなの初めて見た。 梯子で沢へ一旦降りて、また隣の梯子で上の道に登るのだ。
沢の上の道が途切れて、苦肉の策なのだな。
 この辺りからは、道は歩きやすくなるのだが、何箇所か谷を渡る木の橋の上を歩くのだが、木がいかにも腐っていて、恐ろしい。しかも谷が深いので、これが崩れたら、かなり危ない。 道に枯葉が溜まっている箇所が多くて滑るのに気を使うし、木の橋は崩れそうでメンテナンスされていないし、多分人があまり来なくなっているのだろう。
 まあ、気疲れしながらも、延々と歩き続けて、やっとこさ、南尾根コースと白谷コースの分岐にたどり着いた。 疲れたせいか、単調な林道も長く感じた。 やっとこさ、駐車スペースに到着。
 仙ヶ岳は、予想よりかなり疲れる登山となった。
尾根歩きも結構気疲れたした。 鈴鹿特有の花崗岩の砂は滑りやすい。 下りは楽になると思ったのだが、沢で石の上をかなり歩かなければならないし、渡渉回数も多かった。枯葉で滑りやすい箇所もあったし、いかにも崩れそうな橋も怖くて、精神的に疲れの溜まる山歩きであった。
 眺望の良かったのと、ベニドウダンの赤い房状の花が美しかったのが救いだ。
寝不足で体調があまり良くなかったせいか、コメントが少しネガティブになったかな。
仙ヶ岳 183・仙ヶ岳と野登山と茶畑 (640x480)
 車で林道を降りた所で、茶畑から、山を振り返った。
左が仙ヶ岳、右が野登山、そして、手前に美しい茶畑。

 今回の仙ヶ岳の登山コースです。
m1-route2 (640x563)
m2-route2 (640x563)

(コースタイム)
駐車場10:20 → 南尾根と白谷コースの分岐11:00 → 12:00不動明王への分岐12:10 → 不動明王への分岐に戻る12:20 → 12:50昼食13:15 → 東峰14:35 → 14:50西峰15:05 → 白谷コースへの分岐15:15 → 御所谷分岐16:55 → 南尾根と白谷コースの分岐17:50 → 駐車場18:20

昼食休憩等を含むが、8時間もかかった。
ガイド本の時間より、3時間近くのタイムオーバー。
結構歩きにくいのと(鈴鹿山系の他の山も歩きにくかった記憶がある)、体調不良が原因かなあ。 時間は余裕をみておいた方がいいかも。 日が落ちて暗くなっていたら、危なかったかも。

ちょっといいなあ、と思う地形を紹介します。
m2-topo (640x563)

仙ヶ岳 077 (640x480)
A地点の美しい岩峰です。 地形図に岩記号が見られます。
仙ヶ岳 145・920pと910pと910pと840p (640x480)
B地点の西峰頂上から見た南尾根コースです。
小さなピークの連なりが、新緑と共に、見ていて愛着を感じる。
仙ヶ岳 167・600の河原 (640x480)
C地点の河原です。 
地形図の等高線がぐっと縦と横に広がっていて、河原になっているのが理解できます。
しかし、実際に来て見ると、地形図で予想するより、大きく平坦な河原で、少し驚きます。

 今回の仙ヶ岳の登山で目に付いた樹木を、その場所と共に紹介します。
仙ヶ岳 063・ヤマザクラ (640x480)
ヤマザクラだと思います(H地点)。 
この樹皮の、地衣類、蘚苔類がついて斑になっている様子で、ブナと思ったのですが、
仙ヶ岳 065・ヤマザクラ (640x480)
この葉を図鑑で調べると、どうやら、ヤマザクラのようです。自信ありませんが。 
今まで、こういう斑の樹皮を見ると、ブナと思っていたのですが、葉を見て判断する必要が、ありますね。 けど、ブナの葉は、高いところに生えているので、手に取って調べられないのが、やっかいだけど。
仙ヶ岳 066・リョウブ (480x640)
リョウブもこの辺りに生えています(H地点)。 
仙ヶ岳 067・リョウブ (640x480)
リョウブの葉です。
仙ヶ岳 085 (480x640)
さて、真打登場。 ベニドウダンです(I地点)。
仙ヶ岳 093 (640x480)
仙ヶ岳 094 (640x480)
ベニドウダンの赤い房状の花が、首部を垂れて、なんともしおらしく美しい。
仙ヶ岳 091 (640x480)
ベニドウダンの葉です。
仙ヶ岳 088 (480x640)
ベニドウダンの樹皮です。
仙ヶ岳 095 (640x480)
結構、群落になっているのですよ。
仙ヶ岳 100 (640x480)
白っぽいのもあって、これも美しい。 サラサドウダンかな。
別品種かもと知っていれば、葉を持ち帰って、詳しく調べたのだが。
仙ヶ岳 133 (480x640)
西峰の頂上でも、咲いていました。

樹木の大体の位置です。
m2-tree (640x563)

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