NY州の抗体検査で14%が陽性反応。 驚くべきことかな?

 米ニューヨーク州のクオモ知事は23日、住民3000人を対象に実施した新型コロナウイルスの抗体検査の結果、これまでに13.9%に陽性反応が出たと発表した。
その結果、抗体ができていたのは州全体では13.9%、ニューヨーク市に限ると21%だった。

ニューヨーク州の人口は1950万人、ニューヨーク市の人口は840万人。つまり州全体で約270万人、市では約180万人がウイルスを持っていることになる。これは公式統計の数倍に上る。

「このウイルスは、我々が考えていたよりもはるかに広く拡散している」とアダルジャ氏は述べ、「我々にある程度の抗体ができているという意味で、一種の安心感を抱かせる」と話している。


アメリカ各州の陽性率。

ニューヨーク州のPCR検査の陽性率は、37%もある。
だから、抗体検査で14%が陽性反応であっても驚くべきことかな?
まあ、PCR検査した人は、疑わしい人を検査しているので、陽性率は高くなる。
抗体検査は、無作為だから、陽性率が低くなるのは、当然なのだが、37%と14%では、差が小さすぎるということかな。
まあ、それだけ、ニューヨーク州の感染の広がりが大きいんだろう。


米伊西独仏の1週間での新規感染者数
1日だと変動が激しいので、1週間単位にしている。

ニューヨーク州では、感染拡大してから5週間ぐらい経った。
それで、抗体検査の陽性率が14%。
集団免疫を得るには、人口の60-70%が免疫を獲得すればよい。
4倍くらいだ。
20週あれば、okということか。
5か月だ。 8月中頃には、集団免疫を獲得できるのかな。
だといいんだが。

そして、致死率も0.8%ぐらいと低くなる。
よく比較されるインフルエンザの致死率は、国によって異なるけど、1%未満程度。
となると、インフルエンザなみになる。
そうなると、バカ騒ぎし過ぎているような気にもなってくるけど。
感染の広がるスピードが速いのかな? 医療崩壊が起こる事が問題だと。

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