超音波が聞こえる。

 コウモリのように超音波が聞こえる人々がいるらしい(こちら)。
この記事は面白かった。
自動ドアやパーキングメーターの人感センサーや、車両センサーには超音波が使われている。
そして、ネズミ除けとして厨房でも使われているらしい。
実はこの記事を読む前に、この記事も読んでいたので余計興味を持ったのだ。
ビルの入り口には、超音波発生装置が取り付けられていて、その推定理由が「害虫・害獣対策」と「若者よけ」という記事。 入り口前にたむろする「若者よけ」を不快にさせて、たむろさせないというもの。
なるほど~。 若者もネズミなみだな。
超音波が聞こえる人達は、これが不快らしい。 大変だな。

 この記事に出てくる岩崎さんは、音や文字が色で見えたり、人に会うと色が見える共感覚者でもあるそうだ。嗅覚も視覚化されるため、たとえばウドンを食べた後の人は黄色く見える。たぶんダシの匂いを無意識にキャッチし、その匂いに黄色を当てはめているのだろう。

 これは、驚きだ。
昔、フランスの詩人アルチュール・ランボーが、「母音」と題する詩で、ひとつひとつの母音にそれぞれ色をつけてみて、音と色の織りなすイメージを言葉に表現した、
「 A は黒、E は白、 I は赤、U は緑、O はブルー 」 と。
このことを本で読んだ時、詩人の感覚と想像力は凄い、感覚が研ぎ澄まされている人は違うなと思ったものだ。
しかし、詩人ランボーも共感覚者だったのかも知れない。
母音の色は、詩人の想像力ではなく、実際に感じていたのだと。

 

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