米中貿易戦争、さらにパワーアップ。

 ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、中国が米国の要求に応じず米国製品に報復関税を発動したことを踏まえ、トランプ大統領が関税率を当初案の10%から引き上げるよう指示したと明らかにした。
関税率が変更されれば、意見公募の期限は従来の8月30日から9月5日に変更される。

 25%への引き上げだね。

 中国は、米国製品への報復関税を発動するだけでなく、中国元の切り下げを行っている。
これで、米国の関税を無効化できる。
ただ、米ドル債務への返済額が増大して、反動も大きいんだけどね。
だから、米国も中国元の切り下げ対策として、さらなる関税率アップを出してきたんだろう。
これは、とことんやりあうつもりだね。
まさに貿易戦争。

経緯は、
第一段階が
米政府による340億ドル相当の中国製品に対する追加関税が6日発効。
第二段階が
米政権は10日午後、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆2000億円)相当を対象とする新たな関税リストを発表した。10%の追加関税は一般からの意見公募や公聴会が終わる8月30日以降に発効する可能性がある。
第三段階が
中国が報復すれば、さらに同額の2000億ドルを積み増すと発表している。これは中国から米国への輸入額とほぼ同額であり、要は全部に追加関税をかけると脅している。

今、第二段階で、10%の追加関税を25%にパワーアップしようとしている所。

これは、米ソ冷戦までは行かないけど、米中冷々戦だから、先行きは要注目だね。

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