マイナンバーは、脱税対策?

 新聞雑誌とかネットとかで、マイナンバー反対の意見を見ることがあるけど、あやしいもんだ。
マイナンバーにすることによって、国が国民を管理しやすくなって、その管理コストを減らすことができる。
会社なら、すぐさまやることで、コスト低減策として当たり前。

 アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ベルギー、エストニア、オランダ、オーストラリア、韓国、シンガポール、インド、タイ、ハンガリーなど、とっくに世界中の国がやっている。
スウェーデンなんか、1947年に導入しているらしい。 70年近く前だ。

 勿論、個人情報が漏えいするのは怖いし、国に管理されてるようで、何となく厭だ。
けど、反対の本当の理由は、脱税するのが困難になるからだと思う。
2018年から銀行口座へマイナンバーが付番される予定。
今時、口座を介さず、お金のやり取りをするのは、実に困難。
結局、国税局にお金の出入りを把握される。
片っぱしから、脱税がばれるのではないかと思う。
だからちゃんと確定申告するようになると思うが、下手したら過去分も調べることができる。
納税忘れは5年、意図的な脱税は7年が時効だ。

 2014年度に国税局が摘発したのは180件で、脱税の総額は、約150億円。
2008年度では、153件で、350億円。
実際には、摘発の10倍以上あると言われてるらしいけど、もっとあるんじゃないかな。
摘発されたのは、大物だけだろうし、潜在的には総額1兆円はあるんじゃないかな。
消費税が年間10兆円くらい。
だから、1兆円は消費税1%弱に相当する。
これは、大きいよ。
脱税を防ぐことができれば、消費税増税する必要がない。
大体、脱税してるのは、大金持ちと小金持ち。
一般庶民は関係ない。
あと、日本に住んでる外国人にもマイナンバーが付与されてるから、これも大きいと思う。
とっとと口座にマイナンバーを付与して、徹底的にやってほしいね。

けど、マイナンバーにそれ以上の機能を持たせるのは、止めて欲しい。

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