買い残と日銀ETFの熾烈な攻防。

 5月連休明けに、日経平均が700円近く下落したけど、その要因を調べた。
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買い残(単位:万円)と日経平均の推移。

 5月連休明けに、買い残が、2500億円近く減少していた。
これは、日経平均下落の630円相当。
これは、強力。

 これに対して、日銀が素早くかつ強力に動いた(こちら)。
8日間で6日も、ETF購入とかつてない強力な動き。
2,174億円も購入した。
買い残の2500億円減少を、かなりカバーした。
ちょっと少なめにカバーしているところが「みそ」かもしれない。
市場の動きは尊重しますよ。
しかし、いきすぎはカバーしますよと。

 結局、日経平均は、300円くらいの下落で収まった。
買い残と日銀の熾烈な攻防があったんだね。
面白い。

 今後、買い残がどう動くか、予想がつかないなあ。
ヘッジファンドの半期決算は、5月末か6月末。
おまけに、日経225先物取引の売買最終日が6/11(木)。
買い残は、減少すると見ているんだけど、どうだろう。

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