投資主体別売買動向に異変が生じている(株勉)。

 ここ3か月の投資主体別売買動向。
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投資主体別売買動向
(※単位:百万円  ピンク:1千億円以上、灰色:マイナス) (クリック拡大)

 1千億円以上を示すピンク色に注目。
8月までは、日銀のETF購入が反映される「信託銀行」の購入が多かったが、8月以降マイナスの週が見られている。
これは、なぜだろう。
日銀のETF購入は続いているので、どこかが信託銀行を通じて、大量に売りに出しているのだろう。
よくわからないが、とても気になる。

 あと、自社株買いが反映される「事業法人」もここ2週、マイナスになっている。
黒字を出していた企業が自社株買いをしていたけど、最近業績が悪くなっているのかもしれない。

 そして、「信託銀行」が減るとは逆に、8月末から「自己計」が大幅プラスになっている。
自己計とは、証券会社の自己売買部門の取引となり、証券会社自身が行っている売買とのこと。
買い支えているのか、逆張りしているのか、とにかく異常だ。
買い支えというのは、考えづらいから、これから株価が上がると予想しているのかも知れない。
難しいところだなあ。
確かに、日経平均の13・26週移動平均線のゴールデンクロスが生じたり(こちら1)、 コポック指標も株価の底入れを示しているようだし(こちら2)、株価が底入れ状態なことを示している気配はある。
考えどころだなあ。

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