A級順位戦の最終戦「将棋界の一番長い日」で、豊島2冠の名人挑戦が決定。 羽生9段の挑戦ならず。

 第77期名人戦A級順位戦の最終9回戦は静岡市で指され、2日、豊島将之二冠(28)が久保利明九段(43)を破り、対戦成績8勝1敗で単独首位を守り、初挑戦を決めた。

 ネットで見ていた。
主に、羽生9段と広瀬竜王の戦いだけど。
両者互角のじりじりした戦いだったけど、最後広瀬竜王に誤算があったのか、羽生9段が押し切った。
最後もちゃんと踏み込んで、羽生さんらしく勝った。
全然衰えていないね。 勿論衰えているけど、まだまだやれる程度。

 これで、豊島2冠が久保9段に負ければ、豊島2冠と羽生9段のプレーオフになるところだったんだけど。
A級順位戦の最終9回戦は、全5局が一斉対局。
名人挑戦とA級からの降級がかかった大一番がおこなわれることから、「将棋界の一番長い日」と言われている。
ここ最近は、毎年深夜まで死闘が繰り広げられていて、その名称に相応しい試合が多かった。
特に最後まで続けられた勝負が、大一番で熱闘になることが多かった。

 今年は、豊島2冠vs久保9段が最後になった。
深夜まで続いたが、内容は豊島2冠が大優勢で、豊島2冠の勝ちが疑いようのない状態が続いたので、あまり盛り上がらなかったかな。
羽生9段の名人挑戦を期待していたんだけどなあ。 タイトル100期を賭けての。
それが、残念。
ただ、NHK杯は何か取りそうな予感はしているんだけど。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする