減っていく退職金。

 年金収入だけの無職の高齢世帯では、老後に2000万円の金融資産が必要と、金融庁から報告されて、物議を醸した。
2000万円の金融資産の大きな当てと言えば、退職金だろう。
しかし、その退職金が減っている。


大学・大学院卒の平均退職給付額の推移。

まだ、辛うじて2000万円ぐらいか。
1997年のピークから比べれば、4割近く減っている。
まあ、あの頃はバブルだったから、除外しても、2002年から比べれば、25%減で、年率1.6%の割合で減っている。
このデータから言えば、早めに退職した方が、リタイアした方が”お得”ということになるな。

まあ、トータルの給料の額が減るから論外なのだが。

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