2025年問題ないしは2040年問題。

 「2025年問題」というのがあるらしい。
約800万人と言われる団塊の世代(1947~49年生まれ)が前期高齢者(65~74 歳)に到達するのが2015年、そして、75歳(後期高齢者)を迎えるのが2025年とのこと。
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2015年の人口ピラミッド。

 高齢者と生産年齢人口の比率は、1対2.3。
ほぼ7人の青年・壮年・中年が3人の高齢者を支えていく社会。
今、丁度団塊の世代が定年退職(65歳まで働いたとして)し終えたところか。
完全に年金を貰い始めている。

 この人口ピラミッドを見てて気付いたんだけど、55歳以上は女性の方が人数が多い。
しかし55歳以下は、全世代に渡って男性の方が多い。
これは、どういうことだろう。
しかし15年前の人口ピラミッドを見ても、55歳以上から女性の方が人数が多くなるので、単に女性の方が長生きするということみたいだ。
けど、男の方が数多く生まれているとは知らなかった。
調べてみると、これは世界共通らしい。
ちょっと話が逸れた。

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2025年の人口ピラミッド。

 高齢者に対する生産年齢人口の比率は、1対1.9。
2人の青年・壮年・中年が1人以上の高齢者を支えていく社会。
これは、確かに厳しい。
85歳以上にならば、ほぼ介護が必要になってくる。
だから、本当に厳しいのは、10年後の2035年かもしれない。

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2040年の人口ピラミッド。

 高齢者に対する生産年齢人口の比率は、1対1.5。
3人の青年・壮年・中年で2人の高齢者を支えていく社会。
団塊ジュニア世代が完全に年金を貰い始めている。
団塊世代は、完全介護状態。
厳しいだろうなあ。
この頃には、年金支給開始年齢も65歳から引き上げられているかもしれない。

 今から25年後の世界。
自分は介護されてるのかな?
けど、25年というのは、途方もなく長い。
今まで生きてきた年数の半分近いからなあ。
色々考えても、世間は激変してそうだ。
あることが実行できれば、日本は劇的に良くなると思っているんだけど、実行されるかなあ。

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