鉱工業指数品目から見る商品の栄枯盛衰。

 景気を図る指数として、鉱工業指数というのがある。
約600品目について、毎月の生産量を基準年の平均値で割って月々の指数を作成している。
そして、品目については、5年ごとに見直している。
生産量が多くなれば新規採用し、減れば廃止する。


採用廃止された主な品目。

これが、なかなか面白い。
バブル崩壊からの製品の栄枯盛衰が感じられる。

1990年に
PCが採用。 この頃から会社でも導入され出した。 図面や文書の作成が一挙に楽になったな。
自分は、1992年に1台目のPCを買っているな。 NECの奴。
扇風機・鉛筆が廃止されている。 扇風機は、びっくり。 今でもある程度売れているだろう。
自分は、エアコンと併用しているし。
鉛筆は、もっと前から廃止されていても、おかしくないと思うけど。

1995年には、
もうカーナビ・リチウム電池が登場しているのか。
一方、電卓・ミシン・ラジカセが売れなくなっていたんだ。

2000年には、
液晶テレビ・DVD-ビデオ・ヘッドホン・ステレオ・CCD・温水洗浄便座・デジタルカメラが採用。
今でも売れ筋が登場してきたんだな、この頃。
自分は、2003年に初めてデジカメを買っている。 CASIOのEXILIM。
ワープロ・ポケットベルが廃止されている。 
ワープロは、PC採用から10年後か。 案外保ったかも。

2005年には、
光ディスク・食器洗い乾燥機・携帯電話が採用。
食器洗い乾燥機は、2002年にすでに買っている。 これは、自分としては動きが速かった。 便利だからねえ。 
今2台目だけど、重宝している。 これこそ時短に力を発揮する家電だよ。
ファクシミリー・ビデオテープレコーダが廃止。
ファクシミリーは、2005年には廃止されていたのか。 ビデオテープレコーダは、案外頑張ったんだな。

2010年には、
DVD-ビデオが廃止されている。 HDDに置き換わったからね。 採用されて10年後だ。
サイクルが早いなあ。 エンジニアも大変だ。

2015年には、
大人用紙おむつが採用されている。 今では、高齢者には必需品だからねえ。
インスタントコーヒー・写真フィルム・食器洗い乾燥機が廃止されている。
なぜ、インスタントコーヒーが? これは、不思議だな。 確かに市販品は買わなくなったが。
食器洗い乾燥機もなぜ? あんなに便利なのに。
ただ、1回買えば、10年はもつし、新製品への更新をするものでもないからなあ。
確かに、売り場にあまり置いてない。
皆、もったいない家電と思っているのかな? 皿洗いは少なければ気にならないけど、多ければこれこそ面倒くさいと感じる作業はないと思うけど。 毎日だから。

バブル崩壊からの製品の栄枯盛衰が感じられて、なかなか面白い。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする