ピロリ菌で胃がんになるメカニズムが判明。

 日本人には胃がんが多い。
東アジア諸国と欧米のピロリ菌には発がん性の強さに違いがあり、その原因は分かっていなかったが、東アジアと欧米のピロリ菌には生産するタンパク質の構造に違いがあり、それが発がん性の高さの違いにつながっていることが判明したと、東京大学の研究グループが発表したそうだ(こちら)。

 ま、詳細は参照元を見てください。 図がわかりやすいのでは。

 ちょっと、ピロリ菌について調べてみた。

 日本人のピロリ菌感染者数は6000万人と推定されている。
上下水道の整備が十分でなかったころ、井戸水を飲む機会が多かった50歳以上の世代では約70%の人が感染しているといわれています(日本医師会)。
多いねえ。

 胃がんの原因がピロリ菌に特定できるかと言えば、そこまでいってはいないが、
ある医師の話では、まず、日本での潰瘍などを含む患者の平均7.8年の観察で、ピロリ菌陽性者からは約3%の人にがんが見つかりましたが、陰性者からは1例も見つかりませんでした。
とある。 ま、第一の原因とは言えそうだね。

 自分は、胃が不快になることが結構あった。
それで、2年前、健康診断の時、オプションでピロリ菌検査があったので、受けてみた。
¥2000したけど。 血中のヘリコバクター・ピロリ抗体の量を測定する方法。
幸いなことに、陰性だった。 50%の確率でセーフだった。
検査方法は色々あって、複数の検査をした方が確実みたいだけど。
一度検査しといた方がいいんじゃないかな。

 もっとも、陽性だったとしても、除去できるそうだが、除去する副作用もあるみたい。
しかし、全体的には除去した方がいいという論調のようだ。

 日本人の死因の第一位はガンで29%を占める。
ガンの部位としては、男性では、「気管支および肺」が1位で、以下、「胃」「肝臓」「結腸」「膵臓」が続く。
「気管支および肺」が24%で、胃は14%。
女性も「気管支および肺」が1位で、以下、「結腸」「胃」「膵臓」「乳房」と続く。
胃は11%。

 こう見ると、ピロリ菌検査はしておいた方がいいような。

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