ゴルゴ13の秘密。

 木曜夜のテレ朝の番組「ビーバップハイヒール」にゴルゴ13の作者・さいとう たかお が出演していた。 作者・さいとう たかおが語るゴルゴ13のすべて、という回。
 「ゴルゴ13」の連載50周年を記念した特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13」が大阪・天保山で開催されてる絡みで出演したみたいだ。

 ゴルゴ13には、一時嵌ったなあ。 100冊以上持っている。
いくつもの古本市場で持っていない巻を見つけたら、買っていた。
今でも見かけたら、買っている。 中毒性がある。

 さて、秘密というのも多分に釣りだが、番組で本人から語られたことを紹介。
床屋で一番置かれているマンガがゴルゴ13であることは有名だが、自身も理髪師だったそうだ。
母親が理髪店をやっていたので、中学卒業後、手伝っていた。

 ゴルゴを書き出した時、10話完結の予定だったため、その時、最終話もすでに考えているそうだ。
その内容は、さいとうの右腕と左腕に話していると。
その後、二人とももう亡くなってしまったが、という落ちを付けて。
なので、今はさいとうの頭の中にあるだけ。
最終話があるから、こんだけ長く続けてられるんだろうとも言っていた。

 さいとうは、中学で答案試験を白紙で出していた。
新学年で新しい担任の先生に、こう言われた。
「君に考えがあって、白紙で出しているのなら、先生は何も言わない。
君はこの白紙の答案を自分の責任でやっているんやな、それやったら、名前だけは書きなさい」
この言葉は、なぜか心に残った。 大人の責任やルールとして。
 さいとうは、出版社から強烈なキャラクターの主人公で、マンガの連載を依頼された。
主人公は時代の価値観に左右されないアウトロー。自分のルールで仕事を完璧にこなすスナイパーや。
名前は?その時、思い浮かんだのが、この答案の思い出。
あの先生の名前が、東郷先生。
あれから50年、一度も連載を休んだことがない。 ちなみに月2回の連載だ。

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