日本のジニ係数。 日本は所得格差国家なのか。

 ジニ係数とは、主に社会における所得分配の不平等さを測る指標である。
ジニ係数がとる値の範囲は 0~1 で、係数の値が大きいほどその集団における格差が大きい状態であるという評価になる。
社会騒乱多発の警戒ラインは、0.4。


ジニ係数(再分配後所得、2015年)

米国が社会騒乱多発の警戒ライン0.4に迫っているな。
日本は、米英より小さいけど、欧州諸国より大きい。 同じくらいかと思っていたんだけど。
日本も、案外所得格差がついてきたのかな。


ジニ係数(再分配前後所得)

所得格差はどんどんついていってるんだな、日本も。
しかし、社会福祉等で再分配して、格差はほぼ横ばい状態になっている。
まあ、政府は機能しているということか。


所得上位1%の所得全体に占める割合。

日本は、金持ちに富が集中していないとは言えるな。
バブルの頃は凄かったんだなとわかるな。
他国はずっと右肩あがりなのに。


資産において上位1%と10%が全体に占める割合(2017年)

これは、日本は少ない。
特に超金持ちが日本は少ない。
それでも、上位10%で、日本の資産の40%を持っていることになる。
まあ、上位10%だから、1000万人もいるから、これぐらいあってもおかしくない。

結局、日本は、所得格差の少ない国と言えよう。
しかし、税金で徴収して、その再分配後となると、欧州に負けてるので、中福祉国家なんだろうな。

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