米10年債金利が3%になるのに、円高。

 日米の長期金利の差が大きくなると、ドルが買われて、円安になると言われて、実際そうなって来た。

日本と米国の10年債券金利差と為替レートの関係

 ちょっとわかりにくいかな。

最近の日本と米国の10年債券金利差と為替レートの関係

 2016年の中頃から2017年の末までは、見事なまでに、日米の長期金利の差が大きくなると、ドルが買われて、円安になっていた。
ところが、2018年初頭から日米の長期金利の差が大きくなっても、逆に円高になるという現象が起きている。
実に不思議。
同時に、NYダウも頭打ちになり、値下げしている。
まるで、米株を買う代わりに、円を買っているかのように。
なんでだろうなあ。

 米国の10年債券金利がほぼ3%にまで上昇した。
FRBが景気が過熱気味と判断して、保有資産の縮小に着手している。
まだまだ、進む感じ。
EUのECBも出口に差し掛かっている状況。
日銀だけが、出口を見つけられないでいる。
世界からは、日銀が世界の金融市場のアンカー・最後の砦と見られているらしい。
だから、円が買われていると。
IMMでは、大幅な円ショートポジションが取られているらしい。
それが巻き戻されると、一層の円高になると予想されている。
株価は下がる要素しかないなあ、今は。

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