熊本大地震後には、まず戦闘機が飛んでいた。

4/14の夜、熊本大地震が発生した。
大きな余震が続いているようで、あまりないケースのように思われる。
まず、インフラの素早い回復を願うしかない。

 さて、この大地震発生後、まず最初に何が行われたかというと、戦闘機F-2が発進したそうだ(こちら)。
地震発生からわずか21分後に、F-2A戦闘機が2機、緊急発進し、その後、陸海空自衛隊のヘリコプター7機、P-3C哨戒機1機、救難捜索機2機が相次いで発進した。

 なぜと驚いたのだが、全ての戦闘機基地にて、発進命令後5分以内に2機が離陸できる即時発進体制「5分待機」を維持しているからだそうだ。
深夜だし、まず動けるのは自衛隊というのは当然といえば当然。
戦闘機は、大して情報収集能力がないようだが、後続の飛行機器が赤外線監視装置を保有していて、被害状況を調査していたようだ。

 この体制は1995年の阪神淡路大震災の教訓によって確立され、2011年の東日本大震災の際も、地震発生から11分後には最初の自衛隊機が離陸しているそうだ。
教訓を生かして、どんどん対策が取られているのは、さすがだね。

 それにしても、地震が増えてきた気がするので、調べてみたら、
1925~2014年に発生したマグニチュード7クラスの地震は、48回だそうだ。
およそ1.8年に1回の割合で発生。
こんなに多いとは。 
直下型地震は被害が大きいので目立つけど、大きい地震は頻繁に発生していることになる。
頻度はあまり変わっていないらしい。

 日本人は、一生地震と付き合っていくと覚悟するしかしょうがないね。
ただ、被害を受けるばっかりでは、いまいましいので、そのエネルギーを発電とかに利用できないもんかね。
火山国アイスランドなんて、電力はほぼ100%、水力や地熱発電等の自然エネルギーでまかなっているそうだから。
地震発電なんてとんでもなくハードルが高そうだけど、できたら痛快。

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