「日本耳」がうらやましい。

 雨の降り方を「しとしと」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」と表現するように、日本人には固有の耳感覚があるそうだ。
マンガの擬音も豊富だし。
敏感かつ繊細に音を感じ取り、音からさまざまなイメージを描く力が特に優れた「耳」を「日本耳」とし、日本人の10人に1人が「日本耳」を持つらしい(こちら)。

<「日本耳」の客観的評価の7項目>
1. 音をきちんと聞く力がある
2. 音からその場の環境や状況を把握する力に長けている
3. 耳を澄ませてきちんと音を聞く
4. 「雑多な音」から必要な情報を聞き分けられる
5. 人と話していても、その話以外の音が聞き分けられる
6. 英語を聞いた時、意味が分かるかを別として単語自体を聞き取れる
7. 漫画を読む時、擬音と言葉を「一緒に感じる」(音を前脳的に捉えることができる)

 どの項目も自分には、当てはまらない。
英語なんて、音として聞くのは、チョー苦手。
この「日本耳」の能力は、うらやましいよ。
「しとしと」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」を言葉として、美しく感じる感性はあるんだけど、実際の雨からこういう言葉を感じる能力はないなあ。
こういう耳があれば、もっと音楽も楽しめるんだろうけど。
指揮者は、オーケストラの同時に鳴っている各楽器の音を聞き分けるそうだからねえ。
それは、何もプロの指揮者だけが持ってる能力でもないみたいだ。
以前、会社の人間で、大学でオーケストラの指揮を少しやっていたという奴に聞いたら、聞き分けることができるって言っていたからなあ。
まあ、ないものねだりしてもしょうがないんだけど、これはちょっとうらやましい。

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