消費者物価は、実際どうなっているのか?

 日銀がインフレ目標2%をかかげて、四苦八苦しているが、今実際どうなっているか調べてみた。
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コアCPIとコアコアCPIの前年同月比の推移。
(コアCPIは、価格変動の大きい生鮮食品を除いた物価指数。)
(コアコアCPIは、食料とエネルギーを除いた物価指数。)

 2014年4月に消費税が8%にアップしているので、CPIに段差ができているが、段差をなくして考えたらいいと思う。
日銀は、コアCPI2%を目標にしてるけど、原油価格暴落のせいで、これは到底無理だろう。
食料とエネルギーを除いたコアコアCPI2%が実質的な目標となるのだろうな。
コアコアCPIは、今0.8%アップ。
ここ半年くらい、停滞している。 苦しそうだ。
こう見ると、消費税アップと原油価格暴落が効いているのがわかる。
大体、1%くらいでも、Okなんじゃないかな。
欧米諸国も2%くらいだと、どんどん物価の差が開いていくことになるけど、欧米諸国も大したことないんだから。

もうちょっと昔まで見ると、
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コアCPIの前年同月比の長期の推移。

 こう見ると、消費税アップで見かけ増えた以外、バブル以降、ほとんどマイナスじゃないか。
これで、2%目標なんて、簡単にできるはずがない。
あと、リーマンショック前に、コアCPIが増えてたのが気になる。
あの頃、物価が急上昇してた記憶が全然ないんだが。
あれも、バブルだったのかな。

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