10年後「大きくなっている会社」「小さくなっている会社」が面白い。

 全349社、すべて実名! 10年後「大きくなっている会社」「小さくなっている会社」という記事が面白かった(こちら)。

 今まで、世の中の激変を見てきた。
けど、仕事・生活の只中にいると、それをあまり実感していないのも事実。
振り返ってみて初めて、その激変ぶりに感慨を催す。

逆に、10年、20年後を予想するのは、ワクワクするというか、面白い。
不安もあるが。 いや、不安の方が大きいか。

 上の記事で面白かったのは、将来の車は、燃料電池車の水素カーか電気自動車か、というテーマである。
燃料電池車は低コストで作るのに高い技術力が必要で、先行メーカーは他社が追い付けない間に市場を独占できる。
そうなれば、トヨタが文字通り世界随一の自動車メーカーとして君臨する。
逆に、電気自動車が次世代カーの中心になれば業界の風景は一変する。
なぜなら、電気自動車は電池とモーターを買ってくればどんな企業でも作れるプラモデルのようなものだから。
人件費の安い海外で作る電気自動車がバカ売れし、日本勢がすべて打ち負かされるシナリオも浮上してくる。

 どちらが、次世代カーになるかで、部品も異なるし、車は巨大産業なので、影響がハンパない。
VHS or ベータ、ブルーレイ or HDDVDの競合とは、比較にならないような、凄まじい規格争いになるだろうな。
電気自動車となれば、アメリカのテスラモーターズだし、燃料電池車となれば、日本のトヨタなので、日米の争いになること必至。
となると、負けが見えている気もするが。
トヨタが、燃料電池車の特許を開放したのは、優れた戦略だと思う。
それでも苦しい気がする。
日本が、1社や1国だけで勝とうとするのは、無理で、お仲間を作らないとダメ。

現代ビジネスという雑誌に特集されているようだけど、図書館にあるのかな。

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